推薦入試の小論文で評価を落とす人の共通点
小論文は、書いた本人の手応えと採点者の評価がズレやすい試験です。指導の現場で繰り返し見られる「評価を落とす答案」の共通点を5つに整理し、それぞれの直し方を紹介します。
評価を落とす5つの典型パターン
1. 設問に答えていない
最も多い失敗です。「あなたの考えを述べよ」と問われているのに現状説明に終始する、「課題文を踏まえて」とあるのに課題文に触れない——設問の要求から書き始める癖をつけましょう。
2. 作文になっている
感想や決意表明は小論文ではありません。主張+根拠の構造があって初めて「論」になります。「〜だと思う。なぜなら〜。例えば〜。」の骨格を守るだけで大きく変わります。
3. 根拠が「気持ち」しかない
「大切だと思うから」は根拠になりません。事実・データ・具体例・経験など、読み手が検証できる材料で支えます。
4. 抽象論だけで具体がない
「多様性が重要だ」で止まる答案は差がつきません。固有の場面に落とし込んで論じることで、考えの深さが伝わります。
5. 時間配分の失敗
構成を考えずに書き始めて尻切れになるパターンです。試験時間の最初の2〜3割は構成メモに使うのが定石です。
直し方:添削→書き直しの反復しかない
これらの癖は、知識として知っただけでは直りません。自分の答案で指摘され、同じテーマで書き直すことで初めて技術になります。オンライン添削なら、この反復を通塾なしで週単位で回せます。進め方は小論文対策をオンラインで完結させる方法をご覧ください。
志望学部の傾向に合わせることも忘れずに
同じ小論文でも、学部系統によって出題形式(課題文型・テーマ型・データ型)と頻出分野は異なります。過去問で形式を確認し、頻出テーマの背景知識を仕込んでおきましょう。
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