日本大学の総合型選抜|学部別の選び方と対策ガイド

監修:エクシオアカデミー 教務部

日本大学の総合型選抜を検討している高校生・保護者の方が最初に押さえておくべき結論はシンプルです。日本大学は学部数・学科数が非常に多い総合大学であり、総合型選抜の名称や出願要件、選考内容は学部ごとに異なります。まずは「日本大学」という大学名だけで対策を進めるのではなく、志望する学部・学科のアドミッションポリシー(求める人物像)と募集要項を照らし合わせ、その学部に合わせた書類・面接対策を組み立てることが合格への近道です。本記事では法学部・経済学部・商学部・文理学部・国際関係学部などの学部系統ごとの特徴を整理しながら、準備の順番を解説します。

日本大学の総合型選抜とは?全体像を押さえる

総合型選抜は、かつてAO入試と呼ばれていた選抜方式で、文部科学省が定める実施時期のルール(出願は原則9月以降、合格発表は11月以降など)に沿って各大学が運用しています。学力試験の点数だけでなく、志望理由書・活動報告書・面接・小論文・プレゼンテーションなどを組み合わせて、受験生の学びへの意欲や適性を多面的に評価する点が特徴です。

日本大学は多くの学部・学科を擁する総合大学であり、学部ごとに教育理念やカリキュラムの方向性が異なります。そのため総合型選抜の実施有無、正式な方式名称、出願要件、選考内容も学部単位で設計されているのが実情です。「総合型選抜」という一般名称で募集する学部もあれば、学部独自の名称を用いる学部もあります。名称・内容は年度によって変更されることがあるため、志望学部の最新の募集要項を日本大学の公式サイトで必ず確認してください。総合型選抜という制度そのものの基本的な仕組みについては、総合型選抜の解説ページもあわせて参考にしてください。

日本大学の総合型選抜は「学部ごとに別物」(2027年度)

日本大学は16学部を擁する総合大学で、総合型選抜の方式名も選考内容も学部・学科ごとに大きく異なります。付属高校からの推薦とはまったく別の枠で、各学部が独自の要項を出しているため、「日大の総合型はこう」と一括りにできません。実際、2027年度の要項でも次のように分かれています。

学部(例)方式・選考の例
法学部CL方式(専願型/他大学併願型)。小論文・プレゼンテーション
経済学部志望・学習計画書審査+探究活動概要説明書審査(探究の成果物と制作プロセスを評価)
危機管理学部書類審査+プレゼンテーション・口頭試問/面接(出願は9月上旬)
芸術学部学科により実技・小論文・面接・口頭試問など
文理学部学科により小論文・面接・プレゼン・講義理解型の課題など

つまり対策の第一歩は、志望学部・学科の総合型選抜要項を1つずつ確認し、「何が課されるか」を正確に把握することです。経済学部のように「探究活動の成果物とそのプロセス」を評価する学部もあれば、法学部のようにプレゼン中心の学部もあります。エクシオアカデミーは、どの方式でも書類・小論文・プレゼン・面接を「問い・答え・根拠」で一貫させる指導を軸にしています。募集人員・出願資格・日程は年度・学部で変わるため、必ず日本大学各学部の最新の総合型選抜要項で確認してください。

アドミッションポリシーの読み解き方が学部選びの起点になる

日本大学は大学全体の教育理念に加えて、各学部が独自のアドミッションポリシー(求める人物像)を公表しています。総合型選抜では、この求める人物像に自分の高校生活や将来のビジョンがどれだけ重なっているかを、志望理由書や面接で具体的に示すことが評価の中心になります。

アドミッションポリシーの調べ方や読み解き方の詳しい手順は、アドミッションポリシーの調べ方と読み解き方:出願校リストのつくり方で解説していますので、学部研究の初期段階でぜひ活用してください。

学部系統別に見る特徴と対策のポイント

日本大学の学部は大きく分けても法学系・経済経営系・文理系・国際系など性格が異なります。以下はあくまで一般的な傾向の整理であり、実際の選考内容・出願要件は学部・学科・年度によって異なるため、必ず各学部の募集要項で確認してください。

学部系統(例)学びの特徴総合型選抜で意識したい視点
法学部法律・政治・国際関係など社会科学的な思考力を養う社会問題への関心、論理的な文章力、時事への関心
経済学部経済事象の分析、データやモデルを用いた思考経済・社会現象への関心、数的な思考力
商学部経営・会計・マーケティングなど実践的なビジネス学ビジネスへの関心、リーダーシップや協働の経験
文理学部人文・社会・自然科学にまたがる幅広い学科構成学科ごとにAPが大きく異なるため学科単位での確認が必須
国際関係学部国際社会・異文化理解・語学運用力を重視語学力、留学・異文化交流の経験、グローバルな課題意識

特に文理学部は学科数が多く、学科ごとに学びの内容や求める資質がまったく異なります。「文理学部だから」とひとくくりにせず、学科単位でアドミッションポリシーとカリキュラムを確認することが重要です。国際関係学部など語学力を重視する学部を志望する場合は、英検などの資格がどの程度評価対象になるか、総合型選抜に英検は何級必要?大学レベル別の目安も参考にしながら準備状況を確認しておくとよいでしょう。

出願書類(志望理由書・活動報告書)で見られること

総合型選抜の書類選考では、主に次の点が評価されると考えられます。

志望理由書は一度書いて終わりではなく、アドミッションポリシーとの整合性を確認しながら何度も推敲することが望ましいです。出願直前になって慌てて書き直す事態を避けるため、早い段階からドラフトを作り、第三者の視点で添削を受けることをおすすめします。出願間際でも短期間で仕上げる手順については、出願直前でも間に合う?志望理由書をオンライン添削で仕上げる短期集中の手順で具体的な進め方を紹介しています。

面接・小論文対策のポイント

面接では、志望理由書に書いた内容を深掘りする質問がされることが一般的です。「なぜその学部なのか」「入学後に何を学びたいか」「その学びを将来どう活かすか」を、自分の言葉で一貫して説明できるように準備しておく必要があります。

小論文が課されるかどうかは学部・学科によって異なり、文理学部の一部学科など専門知識に踏み込んだ出題がされる場合もあります。小論文は独学だけでは論理構成や表現の癖に気づきにくく、伸び悩みやすい分野でもあります。対策の考え方については、独学の小論文対策が伸びにくい3つの理由と、オンライン添削の活用法を参考にしてください。

出願までの準備スケジュールとオンライン塾の活用

総合型選抜は出願から合格発表までの期間が比較的短い一方、準備には時間がかかります。一般的には次のような順番で準備を進めると無理がありません。

  1. 高2冬〜高3春:志望学部の情報収集、アドミッションポリシーの確認、高校での活動の棚卸し
  2. 高3夏:志望理由書の初稿作成、必要な資格(英語資格など)の取得・スコア更新
  3. 高3秋:出願書類の完成、模擬面接や小論文演習の実施
  4. 出願期:募集要項の最終確認、出願書類の提出、面接・小論文本番への調整

地方に住んでいて対面の予備校に通いにくい高校生にとっては、総合型選抜・学校推薦型選抜専門の完全オンライン塾を活用し、全国どこからでも志望理由書の添削や面接練習を受けられる環境を整えることも選択肢の一つです。学部ごとにアドミッションポリシーの読み解き方が異なるため、大学入試の専門的な視点を持つ指導者からフィードバックを受けることは、準備の精度を高めることにつながります。

よくある質問

日本大学の総合型選抜は全学部で実施されていますか?

学部・学科によって実施の有無や方式名称が異なります。実施の有無、名称、募集人数などは年度により変わることがあるため、志望する学部の最新の公式募集要項を必ず確認してください。

学部によって評定平均などの出願条件は同じですか?

いいえ、出願条件(評定平均や資格要件など)は学部・学科ごとに設定されており、年度によっても変わる可能性があります。数値的な基準は必ず募集要項本文で確認するようにしてください。

併願で日本大学の複数学部に出願することはできますか?

併願の可否や条件は学部・年度によって異なるため、志望校が複数ある場合は各学部の募集要項を比較し、出願時期や必要書類が重複しないかも含めて早めに整理しておくことをおすすめします。

まとめ

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エクシオアカデミーは、総合型選抜・学校推薦型選抜専門の完全オンライン塾で、全国どこからでも受講いただけます。日本大学の志望学部選びやアドミッションポリシーの読み解き方、志望理由書・面接対策の進め方について、無料受験相談で個別にご相談いただけます。無料受験相談を予約する

この記事の監修者

エクシオアカデミー 教務部

監修責任者:代表講師 髙久大輝

総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。

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