日本女子大学の総合型選抜対策|学部別の傾向と準備法

監修:エクシオアカデミー 教務部

日本女子大学を第一志望に考えている高校生にとって、総合型選抜(大学によっては「自己推薦入試」などの名称で実施)は、評定平均や一般選抜の得点だけでは測れない自分の強みを伝えられる貴重なチャンスです。結論から言うと、対策の中心は「大学・学部が求める人物像を理解すること」「志望理由書で学びへの姿勢と将来像を具体的に示すこと」「面接で自分の言葉で語れるように準備すること」の3つです。この記事では、日本女子大学の学部構成をふまえながら、総合型選抜・自己推薦入試に向けた考え方と準備の順番を解説します。

なお、入試方式の正式名称や実施学部、出願要件、評定基準、日程などは年度によって変わることがあります。本記事は一般的な傾向を整理したものですので、最新の情報は必ず日本女子大学の公式サイト・募集要項で確認してください

総合型選抜と日本女子大学の入試方式の関係

「総合型選抜」は文部科学省が定める入試区分の呼び方で、学力試験の得点だけでなく、志望理由書・活動報告書・小論文・面接などを通じて受験生の意欲や適性を総合的に評価する選抜方法を指します。大学によっては「自己推薦入試」「自由選抜入試」といった独自の名称を使うことも多く、日本女子大学でも学部・学科ごとに固有の名称や選考内容で実施される場合があります。

出願を検討する際は、必ず日本女子大学の公式募集要項で以下を確認しましょう。

出願校を検討する段階では、大学が公表しているアドミッションポリシーを読み解くことが出発点になります。読み方に迷う場合はアドミッションポリシーの調べ方と読み解き方:出願校リストのつくり方も参考にしてください。総合型選抜そのものの制度概要を確認したい方は総合型選抜とは何かのページも合わせてご覧ください。

日本女子大学の総合型選抜の選考(2027年度)

日本女子大学の総合型選抜の特徴は、出願時に「自己推薦書(自由表現)」を作成し、それを試験当日のプレゼンテーション資料として使う点です。選考は、客観式を含む複数の試験と出願書類を総合して判定されます。

選考の柱中身
自己推薦書(自由表現)当日のプレゼン資料として自分で作成(様式・枚数の指定あり)
プレゼンテーション自己推薦書をもとに、使用言語を選んで発表
出願書類・客観式試験学科の指定する出願条件・事前課題を含め総合的に判定

「自由表現」の資料をどう作り、何を伝えるかに、あなたの発想と論理が表れます。エクシオアカデミーは、資料も発表も「問い・答え・根拠」で組み立てるよう指導しています。見栄えより、問いが明確で根拠が示せているかが肝心です(レポート等での生成AIの使用は不可とされています)。

なお、日本女子大学は2027年4月に経済学部(経済学科)を新設し、これに伴い家政学部家政経済学科は2027年4月より募集を停止します。志望学科の設置状況・出願条件・事前課題は学科で異なり、年度で変わるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

日本女子大学が大切にする学びの姿勢

日本女子大学は「自ら考え、自ら生きる」女性の育成を建学の理念に掲げてきた歴史ある女子大学です。家政学部、文学部、人間社会学部、理学部、国際文化学部、建築デザイン学部など、実践的な学びと専門性を重視する学部構成が特徴といえます。

総合型選抜・自己推薦入試の書類や面接では、こうした大学の理念に共感し、自分の学びをどう社会や将来のキャリアに結びつけたいかを言語化できるかが重要な評価ポイントになります。単に「女子大学だから」「家から近いから」といった理由ではなく、次のような視点で自分の志望動機を掘り下げてみましょう。

学部ごとに求める人物像の表現は異なりますので、出願を検討している学部の募集要項やアドミッションポリシーのページは、必ず自分の目で確認してください。

学部別に見る傾向と対策のポイント

日本女子大学は複数の学部を持つ総合大学であり、学部によって学びの内容や求められる資質にも違いがあります。以下はあくまで一般的な傾向の整理であり、具体的な出願要件・選考内容は学部・学科・年度によって異なります。

学部の系統学びの特徴の傾向書類・面接で意識したい視点の例
家政学部系生活・食・被服・児童など実生活に根ざした専門性家庭や地域での実体験、探究活動との接続
文学部系日本文学・英文学・史学などの人文学的探究読書経験や文章表現への関心、論理的思考力
人間社会学部系社会・心理・現代福祉・教育など人と社会への関心社会課題への問題意識、ボランティア等の活動経験
理学部系数学・物理・化学・生物などの自然科学探究学習やレポート作成での論理性、実験への関心
国際文化学部系異文化理解・国際関係・語学力留学経験や英語資格、国際交流活動
建築デザイン学部系建築・空間デザインの専門性作品やデザインへの関心を具体的に語れるか

上記はあくまで方向性の目安です。実際の選考科目(面接のみか、小論文やプレゼンテーションを伴うか等)や出願資格は学部ごとに公式募集要項で必ず確認してください。理系分野に関心がある方は英語力の目安として総合型選抜に英検は何級必要?大学レベル別の目安も参考になります。

志望理由書で示すべきこと

志望理由書は、総合型選抜・自己推薦入試における最も重要な提出書類のひとつです。日本女子大学に限らず、評価者が見ているのは「作文のうまさ」ではなく、次のような一貫性です。

特に活動実績が少ない、評定に自信がないという場合でも、経験の「量」よりも「そこから何を考え、どう行動したか」を丁寧に言語化することが評価につながります。書き方に迷う場合は志望理由書の書き方や、活動実績が少ない場合の考え方をまとめた活動が少ない場合の志望理由書の書き方も参考にしてください。出願直前で時間がない場合は出願直前でも間に合う?志望理由書をオンライン添削で仕上げる短期集中の手順もあわせてご覧ください。

面接・小論文で見られる力

面接が課される場合、評価されるのは受け答えの流暢さそのものよりも「自分の言葉で考えを伝えられるか」です。想定される質問には次のようなものがあります。

面接の基本的な準備の進め方は面接対策の基本で整理しています。小論文が課される学部を受ける場合は、日頃から新聞や専門分野に関するニュースに触れ、自分の意見を論理的にまとめる練習を重ねておくとよいでしょう。小論文対策については独学の小論文対策が伸びにくい3つの理由と、オンライン添削の活用法も参考になります。

準備の進め方とスケジュール感

総合型選抜・自己推薦入試は、出願書類の準備に一定の時間がかかります。一般的な進め方の目安は以下の通りです。

  1. 学部・学科研究:アドミッションポリシーやカリキュラムを読み込み、志望理由の軸を固める
  2. 自己分析・活動整理:高校での学び、探究活動、部活動などを振り返り、志望理由書の材料を集める
  3. 志望理由書の作成・添削:複数回書き直しながら、第三者の視点でブラッシュアップする
  4. 面接・小論文対策:模擬面接や小論文演習を通じて、自分の言葉で語れるように練習する

出願時期が近づいてから慌てて準備を始めると、書類の完成度が上がりにくくなります。評定や実績に不安がある場合の準備の考え方は評定・実績にビハインドがある状態から推薦入試で合格する人の準備プロセス、部活動引退後から受験に切り替える場合は部活引退後の受験切り替え術|3ヶ月立て直しスケジュールも参考にしてください。

他の女子大学を併願で検討している場合は、津田塾大学の総合型選抜対策東京女子大学の総合型選抜対策女子大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の記事もあわせて読むと、大学ごとの共通点や違いを整理しやすくなります。

エクシオアカデミーでできるサポート

エクシオアカデミーは、総合型選抜・学校推薦型選抜対策を専門とする完全オンラインの学習塾で、全国どこからでも受講できます。日本女子大学を含む志望校のアドミッションポリシー研究、志望理由書の添削、オンラインでの模擬面接など、書類作成から面接練習まで一人ひとりのペースに合わせて伴走します。地方在住で近くに専門的な指導を受けられる塾がない、という高校生にも対応しやすい学習環境です。

よくある質問

日本女子大学の総合型選抜(自己推薦入試)はどの学部でも実施されていますか?

実施の有無や名称は学部・学科によって異なり、年度によって変わる可能性もあります。志望する学部が対象になっているかどうかは、必ず日本女子大学の公式募集要項で確認してください。

評定平均が低い場合、出願をあきらめるべきですか?

出願資格として評定平均の基準が設けられている場合がありますが、基準を満たしていれば、評定の高さそのものよりも志望理由の一貫性や活動から得た学びの深さが評価されることが多くあります。出願資格は必ず募集要項で確認したうえで、早めに準備を始めることをおすすめします。

併願はできますか?

総合型選抜・自己推薦入試は専願を条件とする場合と、他大学との併願が可能な場合があります。学部・学科ごとに条件が異なることが多いため、こちらも必ず公式の募集要項を確認してください。

まとめ

無料受験相談のご案内

日本女子大学の総合型選抜・自己推薦入試に向けて、何から準備すればよいか迷っている方は、エクシオアカデミーの無料受験相談をご活用ください。学部研究の進め方や志望理由書の方向性について、オンラインで具体的にご相談いただけます。無料受験相談を予約する

この記事の監修者

エクシオアカデミー 教務部

監修責任者:代表講師 髙久大輝

総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。

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