立命館大学の総合型選抜(AO選抜)は、「方式選び」で合否が分かれる|要項3種類・出願5期・学部別方式の全体像と対策【2027年度】

立命館大学のAO選抜は、通常AO・UNITE Program®対象・英語学位プログラムの3つの要項に分かれ、出願期間は方式によって9月から11月まで5期に分かれます。小論文・講義選抜・セミナー・プレゼンテーションなど選考形式は学部ごとに大きく異なり、共通するのは「その場で理解し、自分の考えに組み直す力」が問われることです。

エクシオの視点

立命館のAOは「準備した言葉を話す試験」ではなく、「その場で考えて組み直す試験」

国際関係学部は資料と講義をもとにした小論文、政策科学部はセミナー形式。事前に用意した志望理由を暗唱する力ではなく、初見の資料・講義を理解し、根拠を示して自分の考えへ組み直す力が評価されます。これは当塾が基礎知識ガイドで解説している「大学は研究をする場所」という評価原理そのものです。

だから対策の中心は、想定問答の暗記ではなく、「読む→要点を掴む→問いを立てる→根拠を添えて話す」の反復になります。大学教員が実際の講義と同じ水準で模擬講義・口頭試問の練習ができるのは、当塾が総合型選抜の指導を大学教員側の視点で設計しているためです。

併願ルール

  • ◯ 他大学との併願 — 要項に「本入学試験は専願ではありません」と明記。合格後の他大学受験も妨げられません。
  • ✕ 立命館の他学部 — 出願した時点で、学内の他学部のAO選抜への併願はできません。
  • ✕ 同学部の他方式・型 — 同じ学部内でも、別の方式・型との同時出願はできません。1方式に絞ります。

出願資格は「立命館大学の志望学部を第1志望として勉学を希望する者」(2027年度AO選抜入学試験要項)。志望理由書・面接でも第1志望としての一貫性が前提になります。

要項は3種類

  • 要項 1:通常AO(各学部独自方式) — 小論文・講義選抜・セミナー・プレゼンテーション・実技など。文系中心の主要方式は9月1日〜7日に出願。
  • 要項 2:UNITE Program®対象方式 — 学部指定単元のAI学習プログラム修了が出願要件。修了後も書類・面接・プレゼン等の選考があります。
  • 要項 3:英語学位プログラムAO — 国際関係学部GS・JDP、グローバル教養学部、情報理工学部ISSEなど。英語資格・エッセイ等を専用要項で確認します。

出願から合格発表までのスケジュール(2027年度)

種別時期内容・対象逆算の目安
出願2026年9月1日〜7日産業社会/国際関係IR・GS/文/デザイン・アート視覚表現/経営/政策科学/総合心理/映像/経済/スポーツ健康/食マネジメント夏休み前に書類初稿+当日型の演習開始
出願9月18日〜28日国際関係JDP(10月選考)/情報理工ISSE/GLA(10月選考)英語資格証明・英文エッセイを先に確認
出願10月16日〜23日デザイン・アートUNITE/情報理工UNITE/理工/生命科学/薬UNITE修了・履修科目条件を先に完了
出願11月2日〜9日デザイン・アート(ポートフォリオ型)ポートフォリオの編集・PDF化を早めに
出願11月12日〜19日国際関係JDP(12月選考)/GLA(12月選考)10月選考との募集人数の違いを確認
試験9月27日産業社会 小論文試験(第1次)/政策科学セミナーⅠ(講義+レポート)出願直後に当日型試験。夏の演習が直結
試験10月17日〜18日主要文系方式の第2次選考(文は10/17または18、国際関係・政策科学・映像・経営・経済・スポーツ健康・食マネジメント・デザイン・アート視覚表現は10/18)面接・プレゼン・小論文の直前演習
試験11月29日理工セミナー方式(一段階選抜)/生命科学 探究活動評価 第2次セミナー理解型・プレゼンの練習を継続
試験12月12日デザイン・アート ポートフォリオ型 第2次(個人面接)ポートフォリオの語り直しを最終確認
発表11月上旬〜最終合格発表(方式により異なる。例:文学部方式は11月4日。理系方式は12月以降)不合格時の一般選抜切替も視野に

2027年度の変更点

  • 総合心理学部 課題論文型(前年志願86名) → UNITE Program®データサイエンス方式へ一本化。数学・統計・情報の素養が問われる方式のみに。小論文中心の一般的なAOを想定すると方向を誤ります。
  • デザイン・アート 視覚表現型 1期・2期の2回 → 9月出願の1回のみ。2027年度スケジュールでは視覚表現型の出願は9月1日〜7日の1回です。
  • 生命科学部 探究活動評価方式は一段階選抜 → 第1次(書類)→第2次(プレゼンテーション)の2段階選抜へ。2026年度の試験結果では一段階でしたが、2027年度要項では第1次選考・第2次選考の2段階で実施されます。

※検証済みの変更点のみ掲載。各学部の変更点の全量は要項確認のうえ順次追記します。

学部別の方式ガイド

映像学部「AO選抜「プレゼンテーション方式」(映像撮影型/絵コンテ作画型)」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度AO選抜入学試験要項に評定の数値基準の記載なし)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 募集人員:映像撮影型15名/絵コンテ作画型10名(年度で変わる数値)
  • 出願:出願は例年9月上旬(2027年度は9/1〜9/7)
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=プレゼンテーション
  • 評価の核:作品の完成度より「何を伝えたいか・どう表現したか・なぜそうしたか」の一貫性。
  • 2026年度結果:映像撮影型:志願62名→第1次合格21名→最終合格15名、絵コンテ作画型:志願28名→第1次合格15名→最終合格10名(実質倍率 約3.6倍(学部合計 志願90/最終25))

エクシオの視点:問われるのは技術ではなく判断の説明。制作過程の「没にした案・変えた理由」を記録しておくと、プレゼンと質疑の説得力が変わります。

対策記事:立命館大学映像学部AO選抜|ポートフォリオ対策と書類の示し方

国際関係学部「AO選抜「国際関係学専攻講義選抜方式」」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度AO選抜入学試験要項に評定の数値基準の記載なし)
  • 英語資格:英検2級以上・IELTS 4.5以上等(出願時点で取得し、証明書で級・スコアを証明できること。対象試験・スコアの詳細は要項で確認)
  • 募集人員:10名(年度で変わる数値)
  • 出願:出願は例年9月上旬(2027年度は9/1〜9/7)
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=その場で与えられた資料と講義をもとに小論文+個人面接(約20分)
  • 評価の核:「理解力と創造力」+出願以前の主体的活動による問題意識。英語資格の高さだけでは決まらない。
  • 2026年度結果:講義選抜方式:志願127名→第1次合格54名→最終合格32名(実質倍率 約4.0倍)

エクシオの視点:英語資格は出願の入口にすぎません。合否を分けるのは当日の講義理解型小論文。初見の資料を扱う演習量が差になります。

対策記事:立命館大学国際関係学部AO選抜の対策|英語資格・エッセイ・面接

政策科学部「AO選抜「政策科学セミナー方式」」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度AO選抜入学試験要項に評定の数値基準の記載なし)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 募集人員:11名(年度で変わる数値)
  • 出願:出願は例年9月上旬(2027年度は9/1〜9/7)
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=セミナー形式(与えられたテーマ・資料をもとに考えをまとめて示す)
  • 評価の核:社会課題を多角的に捉え、政策的に構想する力。
  • 2026年度結果:セミナー方式:志願53名→第1次合格19名→最終合格10名(実質倍率 約5.3倍)

エクシオの視点:セミナー方式は「授業を受けて考える」試験。関心のある社会課題について、原因→構造→打ち手の順で説明する練習が最短距離です。

対策記事:立命館大学政策科学部AO選抜|求める人物像と対策

食マネジメント学部「AO選抜「プレゼンテーション方式(課題論文型)」」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度AO選抜入学試験要項に評定の数値基準の記載なし)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は学修動機等の意欲要件のみ(数値・資格要件なし))
  • 募集人員:25名(年度で変わる数値)
  • 出願:出願は例年9月上旬(2027年度は9/1〜9/7)
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=課題論文をもとにしたプレゼンテーション
  • 評価の核:食を社会・経済・科学とつなげて論理的にまとめ、発表する力。
  • 2026年度結果:課題論文型:志願58名→第1次合格28名→最終合格17名、UNITE Program®型:志願45名→第1次合格28名→最終合格13名(実質倍率 約3.4倍(課題論文型))

エクシオの視点:食を「好き」で終わらせず、社会・経済・科学のどの角度から論じるかを先に決めると、課題論文の軸が定まります。

対策記事:立命館大学食マネジメント学部AO選抜対策ガイド

総合心理学部「AO選抜「UNITE Program® データサイエンス方式」」

注意:従来の「総合評価方式(課題論文型)」は2027年度で廃止。小論文中心の一般的なAOを想定すると方向を誤る。

  • 評定基準:UNITE Program®対象方式は専用要項。評定等の基準はUNITE対象AO要項で確認
  • 英語資格:UNITE対象AO要項で確認
  • 募集人員:14名(年度で変わる数値)
  • 出願:出願は例年9月上旬(2027年度は9/1〜9/7)
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=方式指定の試験(データサイエンス素養)
  • 評価の核:心理学をデータサイエンス(数学・統計・情報)と結ぶプログラム向け。数学・データの素養が問われる。
  • 2026年度結果:UNITE型(参考):志願32名→第1次合格13名→最終合格7名(実質倍率 約4.6倍(UNITE型))

エクシオの視点:廃止された課題論文型には前年86名が志願していました。その受け皿がこの方式だけになったため、数学・統計の素養づくりを前提に検討してください。

対策記事:立命館大学総合心理学部AO選抜|対策と求める人物像

産業社会学部「AO選抜「産業社会小論文方式」」

注意:出願書類の作成に生成AI等を用いることは認められていません。

  • 評定基準:3.5(卒業見込者は第3学年1学期終了時まで。年度で変わる数値)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は評定基準のみ(語学資格の要件なし))
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考+小論文試験(80分。「現代社会の諸問題」に関する課題文の要旨をまとめ、自分の意見を論述。図表・統計を含む場合あり。試験日2026年9月27日)/第2次=個人面接
  • 評価の核:小論文では読解力・論理的思考力・表現力を評価。出願以前の活動を通じて形成した問題意識と、入学後にリーダーシップを発揮できる見込み。
  • 2026年度結果:産業社会小論文方式(専攻計):志願207名→第1次合格78名→最終合格55名(実質倍率 約3.8倍)

エクシオの視点:評定3.5が入口。小論文は「要旨をまとめる→自分の意見」の2段構成なので、要約と意見表明を分けて書く練習がそのまま得点になります。

文学部「AO選抜「国際方式」(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・中国語・朝鮮語)」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は語学外部資格(評定の数値基準の記載なし))
  • 英語資格:学域・言語別の外部資格(例:英語は英検2級以上・TOEIC L&R 550点以上・IELTS 4.5以上等)(出願時点で取得し証明できること。学域により対象言語・基準が異なるため要項で確認)
  • 募集人員:学域別(要項で確認)
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=個人面接(約15分・基本は日本語。東アジア研究学域は約30分で中国語または朝鮮語の質疑あり)
  • 評価の核:7言語の運用能力・コミュニケーション能力・問題発見解決能力と、留学制度を利用して海外での学びを志向する計画。
  • 2026年度結果:国際方式(学域計):志願121名→第1次合格89名→最終合格72名(実質倍率 約1.7倍)

エクシオの視点:前年結果を見ると合格率が比較的高い方式ですが、入口の語学資格と学域選びがすべてです。志望学域の言語要件を最初に確定してください。

文学部「AO選抜「人文学プロポーズ方式」」

注意:出願書類の作成に生成AI等を用いることは認められていません。

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 募集人員:学域別(要項で確認)
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考(エントリーシート:学び得たこと1,200字程度+志望理由1,200字程度+進路展望800字程度、プロポーザルシート)/第2次=プレゼンテーションと面接
  • 評価の核:人文学を学ぶ基礎学力と、意欲・主体性、思考力・独創性、表現力、計画立案力を総合評価。
  • 2026年度結果:人文学プロポーズ方式(学域計):志願149名→第1次合格100名→最終合格80名(実質倍率 約1.9倍)

エクシオの視点:書類だけで計3,200字超と分量の多い方式。志望学域のテーマに沿った「探究の企画書」を夏前に書ける状態にしておくのが現実的です。

デザイン・アート学部「AO選抜「総合評価方式(視覚表現型)」」

注意:2026年度は1期・2期の2回・一段階選抜でしたが、2027年度は9月出願の1回のみ・2段階選抜です。

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考(エントリーシート:活動内容800〜1,000字程度+志望動機・学修計画800〜1,000字程度)/第2次=個人面接(約20〜25分。持参した「視覚表現」と出願書類をもとに質疑)
  • 評価の核:構想力を重視。視覚表現はスケッチ・イラスト・写真・図表など、アナログ・デジタルを問わない。
  • 2026年度結果:視覚表現型1期(一段階選抜):志願59名→最終合格19名、視覚表現型2期(一段階選抜):志願73名→最終合格21名(実質倍率 約3.1倍(1期・2期計))

エクシオの視点:作品の巧拙より「なぜその表現か」を語れるかが問われます。制作過程の判断(没案・変更理由)を記録しておくと面接の質疑が強くなります。

デザイン・アート学部「AO選抜「総合評価方式(ポートフォリオ型)」」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 英語資格:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は「特に設定なし」)
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年11月2日〜9日
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=個人面接(約20〜25分。ポートフォリオをもとに、制作の動機・過程・課題への対応・ビジョンを確認。試験日2026年12月12日)
  • 評価の核:完成物だけでなく、制作活動・活動実績に至る動機と過程、課題への対応。
  • 2026年度結果:ポートフォリオ型:志願140名→第1次合格75名→最終合格50名(実質倍率 約2.8倍)

エクシオの視点:出願が11月と遅い分、他方式の結果を見てから挑戦できます。ただしポートフォリオの編集・PDF化は前倒しで。

経営学部「AO選抜「英語重視方式」」

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は英語外部資格(評定の数値基準の記載なし))
  • 英語資格:英検2級かつCSE2250点以上または準1級以上・TOEFL iBT 58点以上・TOEIC L&R 650点以上・IELTS 5.0以上等(出願時点で取得し証明できること。対象試験・スコアの詳細は要項で確認)
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考(志望理由書=入学後の学習意欲・関心とキャリアビジョン/出願者申告書=学習面の自己分析と活動実績)/第2次=面接等(詳細は要項で確認)
  • 評価の核:英語運用能力と、経営学部での強い学修動機・国際的なキャリアビジョン。
  • 2026年度結果:英語重視方式(国際経営学科):志願96名→第1次合格44名→最終合格38名(実質倍率 約2.5倍)

エクシオの視点:経済学部の英語重視方式より英語基準が一段高い設定です(英検準1級相当)。資格の有効期限とスコア型の対象可否を先に確認してください。

経済学部「AO選抜「英語重視方式」」

注意:経済学部にはUNITE Program®方式(数学・情報重視)もあります(専用要項で確認)。

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は英語外部資格(評定の数値基準の記載なし))
  • 英語資格:英検2級以上・TOEIC L&R 550点以上・IELTS 4.5以上・GTEC 960点以上等(出願時点で取得し証明できること。対象試験・スコアの詳細は要項で確認)
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考(志望理由書=入学後に学びたいテーマを「文献リスト」を用いて具体的・論理的に説明/出願者申告書)/第2次=面接等(詳細は要項で確認)
  • 評価の核:外国語運用能力と、文献にもとづいて学びたいテーマを説明する力。
  • 2026年度結果:英語重視方式(国際専攻):志願32名→第1次合格18名→最終合格11名(実質倍率 約2.9倍)

エクシオの視点:志望理由書で「文献リスト」が求められるのがこの方式の個性。読んだ本・論文から問いを立てる練習が、そのまま書類の質になります。

スポーツ健康科学部「AO選抜「CREA方式(グローバル・アスレティックトレーニング型)」」

  • 評定基準:最新の募集要項で確認
  • 英語資格:最新の募集要項で確認
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=スポーツ健康科学分野の英語の文章(400〜600words程度)をもとにした「プレゼンテーション用資料」の作成(60分)を含む試験(詳細は要項で確認)
  • 評価の核:英語力と、スポーツ健康科学を国際的に学ぶ意欲。
  • 2026年度結果:GAT型:志願14名→第1次合格4名→最終合格3名(実質倍率 約4.7倍)

エクシオの視点:志願14名に対し最終3名と狭き門。競技経験×英語×学問の3つを一貫した志望理由に束ねられるかが分岐点です。

スポーツ健康科学部「AO選抜「CREA方式(教員熱望型)」」

  • 評定基準:3.5(年度で変わる数値)
  • 英語資格:最新の募集要項で確認
  • 募集人員:要項・入試ガイドで確認
  • 出願:出願は2026年9月1日〜7日
  • 選考:第1次=書類選考/第2次=保健体育科の内容・授業実施に関する資質を確認する「プレゼンテーション用資料」の作成(60分)を含む試験(詳細は要項で確認)
  • 評価の核:保健体育教員を志す動機と、教科内容・授業実施に関する資質。
  • 2026年度結果:教員熱望型:志願13名→第1次合格3名→最終合格2名(実質倍率 約6.5倍)

エクシオの視点:「教員になりたい」だけでは差になりません。授業をどう設計するかまで踏み込んだ準備が、資料作成60分で表れます。

理工学部「AO選抜「理工セミナー方式」」

  • 評定基準:全体および数学・理科・英語 各3.0以上(年度で変わる数値)
  • 英語資格:数値基準なし(英語外部資格の出願要件なし(評定要件に英語を含む))
  • 募集人員:学科別(要項で確認)
  • 出願:出願は2026年10月16日〜23日
  • 選考:第1次=出願書類(志望理由書)/第2次=「数学」(学科により「数学」「物理」)のセミナーを受講し、理解度を問う筆記試験。数理科学科・物理科学科は面接(口頭試問)も実施(一段階選抜・試験日2026年11月29日)
  • 評価の核:セミナー(講義)をその場で理解し、筆記で再構成する力。数学と理科の確かな学力と論理的思考力。
  • 2026年度結果:理工セミナー方式(学科計・一段階選抜):志願72名→最終合格39名(実質倍率 約1.8倍)

エクシオの視点:前年結果は志願72名→最終39名と、理系AOでは挑戦しやすい水準。当日のセミナー理解型試験なので、初見の講義をノートに構造化する練習が効きます。

生命科学部「AO選抜「探究活動評価方式」」

注意:数学(数学Ⅲ含む所定科目の修得、または数検準1級以上)・理科(所定科目から2つ以上)の履修要件があります。

注意:2026年度は一段階選抜でしたが、2027年度は第1次(書類)→第2次(プレゼンテーション)の2段階選抜です。

  • 評定基準:数値基準なし(2027年度要項の出願要件は数学・理科の履修要件(評定の数値基準の記載なし))
  • 英語資格:数値基準なし(英語外部資格の出願要件なし)
  • 募集人員:学科別(要項で確認)
  • 出願:出願は2026年10月16日〜23日
  • 選考:第1次=書類選考(エントリーシート・志望理由書・活動実績報告書等)/第2次=プレゼンテーション+質疑応答(Microsoft PowerPointを使用・試験日2026年11月29日)
  • 評価の核:探究的な学習・課題研究の遂行能力、実験結果の解析能力、プレゼンテーション能力、考察力。
  • 2026年度結果:探究活動評価方式(学科計・一段階選抜):志願11名→最終合格2名(実質倍率 約5.5倍)

エクシオの視点:課題研究の「結果」より「過程」が評価対象。仮説・誤差・失敗と改善を記録したうえで、問いから語れるように再構成しておきましょう。

2026年度の試験結果

学部・方式志願第1次合格最終合格
産業社会学部 産業社会小論文方式2077855
国際関係学部 講義選抜方式1275432
文学部 国際方式1218972
文学部 人文学プロポーズ方式14910080
デザイン・アート学部 合計2727590
経営学部 英語重視方式964438
政策科学部 合計1054019
総合心理学部 合計1183315
映像学部 合計903625
情報理工学部 合計1043536
経済学部 合計763822
スポーツ健康科学部 合計823423
食マネジメント学部 合計1035630
理工学部 理工セミナー方式7239
生命科学部 合計25139
薬学部 合計18126
総計1,856772654

出典:立命館大学「2026年度 AO選抜入学試験『各学部独自方式』試験結果」。一段階選抜の方式は第1次合格欄が「―」。2027年度に廃止・変更された方式も含む前年結果です。

よくある質問

立命館大学のAO選抜は専願ですか。

専願ではありません。要項に「本入学試験は専願ではありません」と明記されており、他大学との併願は可能です。ただし出願資格は「立命館大学の志望学部を第1志望として勉学を希望する者」です。

立命館大学内で複数のAO方式に出願できますか。

できません。出願した場合、他学部および同学部の他のAO方式・型との併願は不可と要項に定められています。だからこそ方式選びが最初の分岐点になります。

評定平均の基準はありますか。

方式によります。産業社会小論文方式は全体3.5以上、理工セミナー方式は全体および数学・理科・英語で3.0以上などの基準がある一方、国際関係・政策科学・映像・食マネジメントなどの方式には評定の数値基準がありません(2027年度AO選抜入学試験要項)。UNITE対象方式は専用要項で確認してください。

UNITE Program®を修了すれば合格できますか。

修了は出願要件であって合格保証ではありません。修了後も書類・面接・プレゼンテーション等の選考があります。

いつから準備を始めるべきですか。

主要文系方式の出願は2026年9月1日〜7日です。書類の完成だけでなく、講義選抜・セミナーなど「当日型」の試験演習が必要になるため、高3の春〜初夏には方式を確定して逆算を始めるのが現実的です。

掲載情報の出典と最終確認日

  • 立命館大学「2027年度(総合型選抜)AO選抜入学試験 入学試験要項」(併願ルール・評定基準・選考方法)
  • 立命館大学 入試情報サイト「AO選抜スケジュール」(出願期間)
  • 立命館大学「2026年度 AO選抜入学試験『各学部独自方式』試験結果」(志願・合格者数)

いずれも2026-08-24確認。募集人員・出願資格・日程は年度で変わります。出願の際は必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。