立命館大学国際関係学部AO選抜の対策|英語資格・エッセイ・面接

監修:エクシオアカデミー 教務部

立命館大学国際関係学部を第一志望に考えている高校生の多くが「AO選抜って何を準備すればいいの?」「英語資格はどのくらい必要?」と悩みます。結論から言うと、この入試で問われるのは英語力の高さだけではなく、国際関係学部が求める人物像に自分の経験・考え方がどれだけ合致しているかを、書類と面接で一貫して示せるかです。本記事では、立命館大学国際関係学部のAO選抜の位置づけ、アドミッションポリシーの読み解き方、英語資格・エッセイ(志望理由書等の提出書類)・面接それぞれの対策の考え方を整理します。なお、方式の詳細な区分・出願要件・評定基準・倍率などは年度によって変わるため、本記事では傾向と考え方を中心に説明し、最新情報は必ず立命館大学の公式の募集要項で確認することを前提としています。

立命館大学国際関係学部の「AO選抜」とは

立命館大学国際関係学部では、一般選抜・学校推薦型選抜とは別に、学部独自のAO選抜という名称の入試を実施しています。文部科学省が定める入試区分の枠組みでは、こうした書類・面接・小論文等を組み合わせて総合的に評価する入試は「総合型選抜」に分類されますが、立命館大学国際関係学部は伝統的に「AO選抜」という名称を使い続けている点が特徴です。名称は大学ごとに異なり、青山学院大学の「自己推薦入試」、立教大学の「自由選抜入試」、慶應義塾大学法学部の「FIT入試」なども同じ総合型選抜の枠組みに含まれます。名称の違いに惑わされず、「自分が受けたい入試区分が制度上どこに位置づけられるか」を最初に整理しておくと、募集要項の読み方も安定します。

AO選抜には、英語資格・検定試験のスコアを活用する方式や、国際的な学習歴・活動歴を重視する方式など、複数の選考方式が設けられていることが一般的です。ただし、方式の名称・実施区分・出願資格の詳細は年度によって見直されることがあるため、「今年度どの方式が実施されているか」「自分がどの方式の対象になるか」は、必ず立命館大学国際関係学部の公式の募集要項で確認してください。

国際関係学部のAO選抜「国際関係学専攻講義選抜方式」(2027年度)

立命館大学国際関係学部のAO選抜は「国際関係学専攻講義選抜方式」(募集10名)です。名前のとおり、その場で与えられた資料と講義をもとに小論文を書き、個人面接(約20分)を受けるのが第2次選考の中心です。通常のペーパーテストでは測りにくい「理解力と創造力」、そして出願以前に主体的な活動を通じて優れた問題意識を形成しているかが評価されます。

つまり英語資格の高さだけで決まる入試ではなく、初見の講義・資料を理解し、自分の考えを根拠とともに小論文と面接で示せるかが勝負です。エクシオアカデミーは「問い・答え・根拠」で書く・話す訓練を軸にします。面接は暗記でなく、掘り下げられたときのその場の"反応"が見られます。出願は例年9月上旬(9/1〜7)。選考の詳細・英語資格の扱い・日程は年度で変わるため、必ず立命館大学の最新の入学試験要項で確認してください。

アドミッションポリシーから見る「求める人物像」

総合型選抜・AO選抜対策の出発点は、常に大学・学部が公表するアドミッションポリシーです。国際関係学部は、その名の通り国際社会で起きている課題を多角的に理解し、異なる文化・価値観を持つ人々と協働しながら行動できる人材を育てることを教育目標に掲げています。ここから逆算すると、書類や面接で示すべき要素は次のように整理できます。

アドミッションポリシーの読み方や、志望校選びへの落とし込み方をより体系的に知りたい場合は、アドミッションポリシーの調べ方と読み解き方:出願校リストのつくり方も参考にしてください。総合型選抜全体の仕組みを先に押さえておきたい方は、総合型選抜の基本解説ページもあわせて確認しておくと理解がスムーズです。

選考方式ごとの出願要件と英語資格の考え方

AO選抜の中には、英語資格・検定試験のスコアが出願条件や評価対象になる方式が含まれることが一般的です。ここで重要なのは、「何級・何点あれば安心か」という発想ではなく、求められる水準を満たした上で、その英語力を国際関係学部での学びにどうつなげるかを説明できるかどうかです。以下は、AO選抜対策を考えるうえで確認しておきたい項目の例です。

確認項目対策の考え方
英語資格・検定試験の種類とスコア募集要項で対象となる試験・基準スコアを確認し、余裕を持って準備する
出願要件(評定平均・活動歴など)年度により変更されるため、必ず最新の要項で確認する
提出書類の種類志望理由書、活動報告書、資格証明書などが求められる傾向がある
選考の流れ書類選考の後に面接・小論文などが課される方式が一般的

英語資格の目安について、大学のレベル別にどの程度の英語力が求められる傾向にあるかを知りたい場合は、総合型選抜に英検は何級必要?大学レベル別の目安も参考になります。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、国際関係学部のAO選抜における具体的な基準は必ず公式の募集要項で確認してください。

エッセイ・志望理由書対策のポイント

AO選抜では、志望理由書や活動報告書といった提出書類が合否判定の重要な材料になります。国際関係学部の場合、単に「英語が好き」「留学経験がある」と書くだけでは不十分で、その経験から何を考え、国際関係学部で何を学びたいのかという論理の筋道が評価されます。書く際に意識したいポイントは次の通りです。

志望理由書の文字数配分や構成の基本については、志望理由書の書き方のような基本記事、また出願直前に慌てて仕上げたい場合の進め方は出願直前でも間に合う?志望理由書をオンライン添削で仕上げる短期集中の手順を参考にできます。独学での小論文・エッセイ対策が伸び悩みやすい理由については、独学の小論文対策が伸びにくい3つの理由と、オンライン添削の活用法でも詳しく解説しています。

面接対策のポイント

AO選抜の面接では、提出書類に書いた内容を、自分の言葉で一貫して説明できるかが見られます。国際関係学部の面接では、英語での質疑応答が含まれる可能性もあるため、日本語・英語の両方で自分の考えを整理しておく必要があります。準備の際に意識したいことをまとめました。

面接の基本的な準備方法は総合型選抜・学校推薦型選抜の面接対策の基本、緊張しやすい人向けの克服法は面接が苦手な人の逆転対策も参考になります。オンラインでの模擬面接がどの程度効果的かについては、オンライン模擬面接の効果でも解説しています。

出願までの準備スケジュールの考え方

AO選抜は、書類作成・資格取得・面接練習を並行して進める必要があるため、早めに準備を始めることが望ましいです。一般的な準備の流れは次のようになります。

  1. 高校2年生のうちに、英語資格試験の受験計画を立て、必要なスコアを取得しておく
  2. 探究活動・留学・国際交流イベントなど、志望理由につながる経験を積む
  3. 高校3年生の出願時期の前に、アドミッションポリシーを踏まえた志望理由書の下書きを始める
  4. 出願直前期は、面接練習と書類の最終調整を集中的に行う

部活動などで時間が限られる場合の切り替え方は部活引退後の受験切り替え術|3ヶ月立て直しスケジュール、評定や実績に不安がある状態からの準備プロセスは評定・実績にビハインドがある状態から推薦入試で合格する人の準備プロセスも参考になります。

オンライン指導で対策する場合の考え方

エクシオアカデミーは、総合型選抜・学校推薦型選抜対策に特化した完全オンラインの塾で、地方在住の高校生でも全国どこからでも受講できる体制を整えています。国際関係学部のAO選抜のように、英語資格・志望理由書・面接といった複数の要素を同時に磨く必要がある入試では、アドミッションポリシーの読み解きから書類添削、面接練習までを一貫してサポートできる指導体制が役立ちます。大学教員経験のある指導者が関わる意義については、大学教員が教える塾とは?総合型選抜で指導者が合否を分ける理由でも紹介しています。

よくある質問

AO選抜と総合型選抜は別の入試ですか?

別物ではありません。文部科学省の入試区分としては「総合型選抜」に分類されますが、立命館大学国際関係学部では学部独自の名称として「AO選抜」を使用しています。募集要項を確認する際は、名称にとらわれず、選考内容・出願要件を確認することが大切です。

英語資格がないと出願できませんか?

方式によって英語資格の扱いは異なる可能性があります。英語資格の有無やスコアが出願要件になっている方式もあれば、そうでない方式もあり得るため、必ず最新の募集要項で自分が検討している方式の要件を確認してください。

学校推薦型選抜との違いは何ですか?

学校推薦型選抜は高校長の推薦が出願条件になりますが、AO選抜(総合型選抜)は原則として自己推薦の形で出願できる点が異なります。両者の制度上の違いについては、学校推薦型選抜とはでも整理しています。

まとめ

無料受験相談のご案内

エクシオアカデミーでは、総合型選抜・学校推薦型選抜を目指す高校生・保護者向けに、無料の受験相談を実施しています。立命館大学国際関係学部のAO選抜に向けて何から準備すればよいか迷っている方は、完全オンラインで全国から相談いただけますので、ぜひお気軽にご利用ください。

無料受験相談を予約する

この記事の監修者

エクシオアカデミー 教務部

監修責任者:代表講師 髙久大輝

総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。

代表のコメントを見る

あわせて読みたい関連記事