【卒業生の声】兵庫県から早稲田大学商学部へ|学ぶ意味を取り戻すまで
監修:エクシオアカデミー 教務部
「勉強する意味が分からない」「大学に行く理由が見つからない」という状態から受験を始めることは、決して珍しいことではありません。結論から言えば、総合型選抜は学力の到達度だけでなく、自分の関心や経験を言語化できるかどうかが問われる入試であり、学びの動機を立て直す過程そのものが対策になり得ます。
この記事では、兵庫県から早稲田大学商学部に総合型選抜で合格した卒業生の声を紹介し、そこから見える準備の考え方を整理します。
卒業生の声(兵庫県/早稲田大学 商学部)
エクシオアカデミーの卒業生から寄せられた声を、そのまま紹介します。
入塾前の状況
不登校になってしまい、大学に行く意味も勉強をする意味も分からなくなっていました。
入塾後の変化
講師の方との授業を通して、勉強をする意味や頑張ることの大切さを教えてもらいました。将来の夢もできました。
本人からのコメント
エクシオに入って、深夜でも教えてくれる講師の方々の本気の指導で、受験が怖くなくなりました。まさか自分が早稲田に行けるとは思っていませんでした。
一人ひとりの状況は異なり、同じ進め方がすべての受験生に当てはまるわけではありません。ここから先は、この声に共通する論点を一般的な観点から解説します。
出席日数や不登校の経験は、総合型選抜で不利になるのか
まず前提として、出席状況や学習の空白期間があること自体が、総合型選抜の出願を不可能にするわけではありません。ただし、次の点は正確に理解しておく必要があります。
- 調査書には出欠の記録が含まれるため、面接で事情を聞かれる可能性はあります
- 評定平均に出願条件を設けている方式では、その基準を満たしているかの確認が必要です
- 方式によっては出願要件そのものが異なるため、志望校の募集要項を個別に確認する必要があります
大切なのは、事情を隠すことでも過度に説明することでもなく、そこから何を考え、いまどう向き合っているかを自分の言葉で語れる状態にしておくことです。総合型選抜の評価の仕組みそのものは総合型選抜(旧AO入試)とは?仕組みと特徴をわかりやすく解説で整理しています。
「学ぶ意味が分からない」状態から準備を始めるときの順番
志望理由が固まっていない段階で書類を書き始めても、抽象的な内容になりがちです。次の順番で進めると、書ける材料が集まりやすくなります。
| 段階 | やること | つまずいたときの対処 |
|---|---|---|
| 1. 棚卸し | 興味を持ったこと、続いたこと、嫌だったことを書き出す | 「立派な経験」を探さない。日常の中の関心で構わない |
| 2. 深掘り | なぜそれに関心を持ったのかを繰り返し問う | 一人で難しければ、第三者に聞き手になってもらう |
| 3. 接続 | その関心を学問分野・学部の学びに結びつける | 大学のカリキュラムやゼミの内容を公式サイトで調べる |
| 4. 設計 | 志望理由書の構成に落とし込む | 完成前の構成段階で必ず他者の目を入れる |
| 5. 検証 | 面接で深掘りされても崩れないか確認する | 声に出して説明し、書類との矛盾がないか点検する |
将来の目標は、最初から明確である必要はありません。準備の過程で輪郭がはっきりしていくケースは多く、その変化の過程自体が志望理由の説得力につながります。具体的な書き方の手順は志望理由書の書き方完全ガイドを参考にしてください。
早稲田大学の総合型選抜を検討する場合
早稲田大学では学部ごとに異なる名称・方式で総合型選抜や自己推薦入試が実施されており、求められる書類や英語資格の要件も学部によって差があります。「早稲田大学の総合型選抜」とひとまとめにせず、学部単位で募集要項を読み比べることが出発点になります。
募集人員・日程・出願要件は年度により変更される可能性があるため、必ず大学公式サイトの最新の募集要項を確認してください。学部別の特徴は早稲田大学の総合型選抜一覧|学部別の特徴と対策にまとめています。
学力に自信がない状態から挑戦するときの考え方
総合型選抜は模試の判定と結果が一致しないことがある入試です。ただし「学力が不要」という意味ではなく、次のような点は押さえておく必要があります。
- 小論文や共通テストを課す方式では、学力面の準備も並行して必要になります
- 一般選抜との併願を前提に計画を立てると、結果に関わらず次の選択肢が残ります
- 出願校は難度の異なる複数校で組み立てると、リスクを分散できます
学力と評価軸のずれをどう戦略に変えるかは偏差値だけでは決まらない|総合型選抜で逆転を目指す考え方、一般選抜との両立の進め方は総合型選抜と一般選抜は両立できる?で解説しています。
よくある質問
不登校の経験があっても総合型選抜に出願できますか?
出願できる方式は多くありますが、評定平均や出席に関する条件は大学・方式によって異なります。志望校の募集要項で出願要件を個別に確認してください。面接で事情を問われた場合は、経緯そのものより「そこから何を考え、いまどう取り組んでいるか」を落ち着いて説明できる準備をしておくことが有効です。
将来の夢が決まっていなくても志望理由書は書けますか?
書けます。明確な職業像がなくても、「どんな問いに関心があるか」を起点に構成することは可能です。むしろ準備の過程で関心が具体化していく受験生は多く、その変化を正直に書いた方が説得力が出ることもあります。
学校の授業についていけていない状態からでも間に合いますか?
開始時期と志望校の方式によります。小論文や学力試験を課す方式では準備量が増えるため、早めに現状を整理し、出願できる方式を絞り込むことが重要です。残り期間に応じた現実的な計画を立てるところから始めてください。
まとめ
- 出席状況や学習の空白があっても、総合型選抜への出願が一律に不可能になるわけではない(要件は方式ごとに確認)
- 志望理由は最初から固まっている必要はなく、棚卸し→深掘り→学部の学びへの接続という順番で形になっていく
- 早稲田大学は学部ごとに方式・要件が異なるため、学部単位で募集要項を読み比べる
- 小論文や共通テストを課す方式もあるため、学力面の準備と併願計画もあわせて設計する
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この記事の監修者
エクシオアカデミー 教務部
監修責任者:代表講師 髙久大輝
総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。