大東文化大学の総合型選抜|7方式・8学部20学科——早見表を読むところから始まる入試【2027年度】
大東文化は「学科×方式」で併願できるかが決まる
大東文化大学の総合型選抜は、前期・中期・後期の3回と基礎学力テスト型、そしてそれぞれに併設された「育成型」の7方式です。特徴は、他大学と併願できるかどうかが大学単位でも方式単位でもなく、「学科×方式」の組み合わせで決まること。要項には全8学部20学科について方式ごとに○(併願可)と■(専願)を示した早見表があります。後期はほぼ専願ですが、基礎学力テスト型は全20学科で併願可。2027年度からは事前プログラムの修了を出願資格とする「育成型」が新設されました。
エクシオの視点
「大東文化は併願できるか」に一言で答えられない。早見表を読むのが最初の作業
要項p.5の他大学併願可否早見表を見ると、設計がはっきりします。前期は20学科中17学科が併願可で、専願はスポーツ科学・健康科学・看護の3学科だけ。中期は書道・歴史文化・経営が専願に回って14学科が併願可。後期になると併願可は法律学科と経営学科の2学科だけで、残る18学科は専願です。そして基礎学力テスト型は全20学科が併願可。つまり「年内に併願で押さえたい」なら基礎学力テスト型か前期が入口になります。
もうひとつの軸が2027年度に新設された育成型です。各学科の「課題探究プログラム」(15学科で実施)または「KOUDAIBridgeプログラム」(AI学習システム・9学科で実施)を修了することが出願資格になり、試験当日の面接などと組み合わせて合否判定に使われます。ただし育成型はすべて専願。KOUDAIBridgeは1人1学科しか申し込めず、申込は5月11日から始まります。年内入試としてはかなり早い時期に動く必要があるので、高2の終わりから逆算する設計になります。
併願ルール
- ◯ 基礎学力テスト型は全20学科で併願可 — 面接を行わず、当日は基礎学力テストのみ(各教科60分・マーク式)。出願時に調査書・小論文・志望理由アンケートを提出します。
- ✕ 後期はほぼ専願 — 後期で他大学と併願できるのは法律学科と経営学科の2学科だけです。残る18学科は専願型になります。
- ✕ 育成型はすべて専願、同日実施の他方式とも併願不可 — 早見表の注記に「育成型はすべて専願型」と明記されています。前期と前期育成型のように同日実施の方式どうしも併願できません。
「他大学併願可否早見表(〇→他大学併願可能型、■→専願型)※育成型はすべて専願型」「他大学併願可能な入試方式で合格し入学手続を完了すると、大東文化大学への入学の権利を持ったまま、他大学への受験が可能です」(2027年度 入学試験要項 総合型選抜)
7方式は「いつ受けるか」と「事前に積むか」で分かれる
- タイプ 1:前期・中期・後期(学科別の選考) — 選考内容は学科ごとに異なり、要項の一覧表に募集人員・併願可否・現浪区分・評定基準・選考方法が学科単位で並ぶ。例:文学部日本文学科A方式=書類審査+自己推薦書1200字以内+小論文60分+面接/B方式=自己推薦書+基礎確認テスト(古文)60分。
- タイプ 2:育成型(2027年度新設・すべて専願) — 各学科の課題探究プログラム(15学科)またはKOUDAIBridgeプログラム(9学科)を修了することが出願資格。試験当日の面接などと組み合わせて判定する。KOUDAIBridgeの申込は5月11日〜11月23日で1人1学科のみ。
- タイプ 3:基礎学力テスト型(全20学科で併願可) — 面接なし。当日は基礎学力テストのみ(各教科60分・マーク式)。2027年度から3科目型(英語・国語・数学)と2科目型が選べるようになり、英語民間試験のスコアも活用できる。3科目型は板橋キャンパスのみ。
10月・11月・12月の3回。育成型は5月から動く
| 種別 | 時期 | 内容・対象 | 逆算の目安 |
|---|---|---|---|
| 出願 | 2026年5月11日〜11月23日 | KOUDAIBridgeプログラムの申込期間(育成型の出願資格) | 1人1学科のみ申込可。申込締切と学習修了日は出願する入試区分で異なる |
| 出願 | 2026年10月1日〜10月9日 | 総合型選抜(前期・前期育成型)の出願 | 前期は20学科中17学科が併願可。自己推薦書は1200字以内が目安 |
| 試験 | 10月18日 | 前期・前期育成型の試験(学科別の小論文・基礎確認テスト・面接など) | 志望学科の選考方法を要項の一覧表で確認する |
| 出願 | 2026年10月26日〜11月12日 | 総合型選抜(中期・中期育成型)の出願(試験11月22日) | 中期は書道・歴史文化・経営・スポーツ健康科学の3学科が専願 |
| 出願 | 2026年11月24日〜12月7日 | 総合型選抜(後期・後期育成型・基礎学力テスト型)の出願 | 基礎学力テスト型のみ書類は12月8日必着。3科目型は板橋のみ |
| 発表 | 11月2日・12月2日・12月18日・12月24日 | 合格発表(前期11/2・中期12/2・後期12/18・基礎学力テスト型12/24) | 基礎学力テスト型は手続期限が2月25日と遅い |
2027年度の変更点
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※2027年度の総合型選抜要項に「公募制」の学校推薦型選抜の記載はありません(学校推薦型選抜は指定校制が継続)。ただし公募制の廃止を明示した公式告知は確認できていないため、断定はしていません。
学部別の方式ガイド
大東文化大学 全8学部20学科|総合型選抜(前期)
注意:同日実施の前期育成型とは併願できない
注意:試験会場は東京板橋キャンパス
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(基準を設けない場合は、自己推薦書・総合問題・面接等と併せて調査書を参考に総合的に判断する(要項の注記))
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定(例:文学部日本文学科20名・中国文学科10名)。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年10月1日〜10月9日・試験10月18日・合格発表11月2日
- 選考:第1次=出願2026年10月1日〜10月9日。学科ごとに選考方法が異なり、要項の一覧表に募集人員・他大学併願可否・現浪区分・高校課程・評定基準・選考方法が学科単位で示される/第2次=試験10月18日(東京板橋キャンパス)。例:文学部日本文学科A方式=書類審査+自己推薦書1200字以内+小論文60分+面接/B方式=自己推薦書1200字以内+基礎確認テスト(古文)60分
- 評価の核:他大学と併願できるかどうかが学科ごとに指定される。前期は20学科中17学科が併願可で、専願はスポーツ科学・健康科学・看護の3学科のみ。選考方法も学科ごとに違うため、志望学科の一覧表を読むところから始まる。
エクシオの視点:20学科中17学科が併願可で、年内の早い時期に結果が出ます。学科ごとに選考方法が違うので、志望学科の一覧表を確認してから対策を組んでください。
大東文化大学 課題探究プログラム実施15学科/KOUDAIBridge実施9学科|総合型選抜(前期 育成型)
注意:KOUDAIBridgeは1人1学科のみ申込可。申込締切と学習修了日は出願する入試区分によって異なる
注意:法律学科では育成型以外(前期・中期・後期)でもプログラムを活用できる
注意:同日実施の前期とは併願できない
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(要項の一覧表で学科別に確認する)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年10月1日〜10月9日・試験10月18日・合格発表11月2日。KOUDAIBridgeの申込期間は5月11日〜11月23日
- 選考:第1次=出願資格として、出願学科所定の課題探究プログラムまたはKOUDAIBridgeプログラムの修了が必要(修了証または修了と氏名を確認できる画面)/第2次=試験10月18日。プログラムの取り組みを試験当日の面接などと組み合わせて合否判定する
- 評価の核:2027年度の新設。試験当日の結果だけでなく、受験前の学習意欲や継続的な取り組みを評価する。課題探究プログラムは学科が設定したテーマに沿って課題の解決や分析に取り組むもので15学科、KOUDAIBridgeはAI学習システムで指定教科の単元を学習するもので9学科が実施する。
エクシオの視点:プログラムの修了が出願資格なので、5月から動く必要があります。専願なので「大東文化が第一志望」と決まっている人向けです。
大東文化大学 全8学部20学科|総合型選抜(中期)
注意:同日実施の中期育成型とは併願できない
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(要項の一覧表で学科別に確認する)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年10月26日〜11月12日・試験11月22日・合格発表12月2日
- 選考:第1次=出願2026年10月26日〜11月12日。選考方法は学科ごとに異なる(要項の一覧表)/第2次=試験11月22日(東京板橋キャンパス)
- 評価の核:前期と同じく学科別の選考。中期で他大学と併願できるのは20学科中14学科で、書道・歴史文化・経営・スポーツ科学・健康科学・看護の6学科は専願型になる。
エクシオの視点:前期で届かなかった場合の受け直し先です。ただし書道・歴史文化・経営は中期から専願になるので、志望学科によって選択肢が変わります。
大東文化大学 課題探究プログラム実施15学科/KOUDAIBridge実施9学科|総合型選抜(中期 育成型)
注意:同日実施の中期とは併願できない
注意:KOUDAIBridgeは1人1学科のみ申込可
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(要項の一覧表で学科別に確認する)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年10月26日〜11月12日・試験11月22日・合格発表12月2日
- 選考:第1次=出願資格として課題探究プログラムまたはKOUDAIBridgeプログラムの修了が必要/第2次=試験11月22日。プログラムの取り組みを面接などと組み合わせて判定する
- 評価の核:中期の育成型。前期育成型と同じく、事前プログラムの修了を出願資格とし、当日の面接などと組み合わせて評価する。
エクシオの視点:前期育成型で届かなかった場合の受け直し先になります。プログラムの修了実績はそのまま使えます。
大東文化大学 全8学部20学科|総合型選抜(後期)
注意:同日実施の後期育成型・基礎学力テスト型とは併願できない場合がある(要項で確認)
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(要項の一覧表で学科別に確認する)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年11月24日〜12月7日・試験12月13日・合格発表12月18日
- 選考:第1次=出願2026年11月24日〜12月7日。選考方法は学科ごとに異なる(要項の一覧表)/第2次=試験12月13日(東京板橋キャンパス)
- 評価の核:年内最後の学科別選考。後期で他大学と併願できるのは法律学科と経営学科の2学科だけで、残る18学科は専願型になる。
エクシオの視点:後期はほぼ専願です。併願で年内に押さえたいなら、同時期に出願できる基礎学力テスト型(全20学科で併願可)を検討してください。
大東文化大学 課題探究プログラム実施15学科/KOUDAIBridge実施9学科|総合型選抜(後期 育成型)
注意:KOUDAIBridgeの申込は11月23日まで。後期育成型で使うなら締切に注意
- 評定基準:学科ごとに指定。「基準は設けない」学科が多い(要項の一覧表で学科別に確認する)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年11月24日〜12月7日・試験12月13日・合格発表12月18日
- 選考:第1次=出願資格として課題探究プログラムまたはKOUDAIBridgeプログラムの修了が必要/第2次=試験12月13日。プログラムの取り組みを面接などと組み合わせて判定する
- 評価の核:後期の育成型。プログラムを修了していれば、年内最後の機会として使える。
エクシオの視点:KOUDAIBridgeの申込締切が11月23日なので、後期育成型を狙うなら逆算して動いてください。
大東文化大学 全8学部20学科|総合型選抜(基礎学力テスト型)
注意:3科目型は板橋キャンパスのみでの実施。他会場は2科目型のみ
注意:2科目型はさいたま会場ほか地方会場でも実施
注意:この方式から桐門の翼奨学金の採用を新設(2科目型から10名以内・予定)
- 評定基準:数値基準なし(出願時に調査書を提出するが、評定平均の数値基準はない)
- 英語資格:英語資格は必須ではない。英語民間試験のスコアを活用できる(詳細は要項で確認する)
- 募集人員:学科ごとに設定。要項の一覧表で確認する
- 出願:出願2026年11月24日〜12月7日(書類12月8日必着)・試験12月13日・合格発表12月24日・入学手続期限2月25日
- 選考:第1次=出願2026年11月24日〜12月7日(書類は12月8日必着)。出願時に調査書・小論文・志望理由アンケートを提出する/第2次=試験12月13日。基礎学力テストのみ(各教科60分・マーク式)で面接は行わない。3科目型(英語・国語・数学)と2科目型(英語+国語または数学)から選択
- 評価の核:全20学科で他大学と併願できる唯一の方式。面接がなく学力試験で判定するため、一般選抜の勉強がそのまま生きる。2027年度から3科目型が新設され、英語民間試験のスコアも活用できる。
エクシオの視点:大東文化で唯一、全学科が併願可の方式です。面接がなく学力で決まるので、共通テスト対策と両立できます。手続期限が2月25日と遅いのも組み込みやすい理由です。
よくある質問
大東文化大学の総合型選抜は併願できますか。
志望学科と方式の組み合わせによります。要項に「他大学併願可否早見表」があり、全8学部20学科について方式ごとに○(併願可)と■(専願)が示されています。基礎学力テスト型は全20学科で併願可、前期は20学科中17学科が併願可、後期は法律学科と経営学科の2学科だけが併願可です。育成型はすべて専願です。
評定平均はどのくらい必要ですか。
学科ごとに指定されており、「基準は設けない」学科が多くあります。基準を設けない場合は、自己推薦書・総合問題・面接などと併せて調査書を参考に総合的に判断されます。志望学科の基準は要項の一覧表で確認してください。
「育成型」とは何ですか。
2027年度に新設された方式で、事前に各学科の「課題探究プログラム」または「KOUDAIBridgeプログラム」を修了することが出願資格になります。課題探究プログラムは学科が設定したテーマに沿って課題の解決や分析に取り組むもので15学科が実施、KOUDAIBridgeはAI学習システムで指定教科の単元を学習するもので9学科が実施します。どちらも試験当日の面接などと組み合わせて合否判定に使われます。育成型はすべて専願です。
KOUDAIBridgeはいつから申し込めますか。
申込期間は5月11日から11月23日までです。ただし申込締切と学習修了日は出願する入試区分によって異なります。1人1学科のみ申し込めます。
基礎学力テスト型はどんな試験ですか。
面接を行わず、当日は基礎学力テストのみ(各教科60分・マーク式)です。2027年度から「英語・国語・数学」の3科目型と「英語+国語または数学」の2科目型が選べるようになり、英語民間試験のスコアも活用できます。出願時に調査書・小論文・志望理由アンケートの提出が必要です。3科目型は板橋キャンパスのみで、他会場は2科目型のみの実施です。
試験会場はどこですか。
東京板橋キャンパスです。基礎学力テスト型の2科目型のみ、さいたま会場ほか地方会場でも実施されます。
掲載情報の出典と最終確認日
- 大東文化大学「2027年度 入学試験要項(総合型選抜)」58ページ・公式サイト掲載PDF
- 大東文化大学 受験生サイト 総合型選抜の各方式ページ(前期・中期・後期・各育成型・基礎学力テスト型)
- 大東文化大学「入試結果データ」(2026年度・2025年度)
いずれも2026-08-29確認。募集人員・出願資格・日程は年度で変わります。出願の際は必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。
大東文化大学を検討するなら、あわせて見ておきたい大学
大東亜帝国の他の大学です。併願できるか・評定が要るか・規模がどれくらいかは大学ごとに大きく違うので、出願先を決める前に並べて確認してください。
- 東海大学の総合型選抜・公募推薦(掲載5方式・第一志望のみ) — 全方式が第一志望のみ。学科課題型は一次書類→二次プレゼンの二段階選抜
- 亜細亜大学の総合型選抜・公募推薦(掲載7方式・方式で二分) — 学科課題型205名は併願可。専願の自己推薦型と公募推薦は同日で併願できない
- 帝京大学の総合型選抜・公募推薦(掲載4方式・併願可) — 併願可・評定基準なし。全国12会場・2日受験で高得点採用、合格最低点も公開
- 国士舘大学の総合型選抜・公募推薦(掲載3方式・第一志望) — 評定不問・資格は級位を問わない。ただしⅠ期2.0倍→Ⅳ期4.8倍と期で難度が変わる