東海大学の総合型選抜・公募推薦|学科課題型は一次書類→二次プレゼンの二段階——志望は1つだけ【2027年度】

東海の年内入試は「第一志望のみ」で貫かれている

東海大学の総合型選抜と公募制学校推薦型選抜は、いずれも出願資格の冒頭が「東海大学の『建学の精神』・『教育方針』を理解し、東海大学を第一志望とする者」で始まります。さらに要項は「志望選択は各学部・学科・専攻とも第一志望のみとします」と明記しており、学内の学部・学科の併願もできません。中心は学科課題型で、一次が書類審査、二次が課題発表(プレゼンテーション)と面接という二段階。2026年度は志願1,272に対し最終合格743でした。

エクシオの視点

「東海を第一志望にできるか」を先に決める入試

東海大学の年内入試には、他大学との併願も学内併願も選択肢がありません。総合型選抜の学科課題型も、公募制学校推薦型選抜も、出願資格に「東海大学を第一志望とする者」が入り、要項が「志望選択は各学部・学科・専攻とも第一志望のみ」と念を押しています。ここを踏まえずに出願設計を組むと、他の年内入試との両立ができなくなります。

中心の学科課題型は二段階選抜で、一次が書類審査、二次が課題発表(プレゼンテーション)と面接・口述試験。課題には探究課題タイプ・探究活動報告タイプ・高大接続タイプの3つがあります。出願も一次と二次で別々にWeb登録が必要という運用なので、二次の手続きを失念すると進めません。2026年度の実績は一次志願1,272→一次合格945→最終合格743。評定の要件はなく、探究の中身とその説明力で決まる設計です。一方の公募制推薦は評定平均値3.5以上と学校長推薦が必要で、小論文60分800字と面接で判定します。

併願ルール

  • ✕ 総合型も公募推薦も第一志望のみ — 出願資格に「東海大学を第一志望とする者」が入り、さらに「志望選択は各学部・学科・専攻とも第一志望のみとします」と要項に明記されています。学内の学部・学科の併願もできません。
  • ✕ 学科課題型は一次と二次で出願手続が別 — 第一次選考(書類審査)と第二次選考(課題発表・面接)で、それぞれWeb登録が必要です。二次の手続きを忘れると進めません。
  • ◯ 学科課題型に評定の要件はない — 評定平均の基準があるのは公募制学校推薦型選抜(全体の評定平均値3.5以上・学習成績概評B段階以上)の方です。

「東海大学の『建学の精神』・『教育方針』を理解し、東海大学を第一志望とする者」「志望選択は各学部・学科・専攻とも第一志望のみとします。」(2027年度 入学試験要項)

4つの総合型と、公募制推薦

  • タイプ 1:総合型選抜 学科課題型(年内入試の本体) — 医学部医学科・看護学科を除くほぼ全学部で実施。二段階選抜で、一次=書類審査、二次=課題発表(プレゼンテーション)+面接/口述試験。課題は探究課題タイプ・探究活動報告タイプ・高大接続タイプの3つ。評定要件なし。
  • タイプ 2:総合型選抜 適性面接型(若干名) — 教養・児童教育・体育・健康・法・国際・理・建築都市・工・人文・文理融合・農・国際文化・生物で実施。文学部・文化社会学部・政治経済学部・経営学部・観光学部・情報通信学部・情報理工学部・海洋学部は対象外。
  • タイプ 3:総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型(若干名) — 文・文化社会・教養・児童教育・体育・健康・法・理・情報理工・建築都市・工・人文・文理融合・農・国際文化・生物で実施。
  • タイプ 4:公募制学校推薦型選抜 — 全体の評定平均値3.5以上(学習成績概評B段階以上)+出身学校長の推薦が必須。小論文60分800字+面接(体育学部のみ実技を追加)。学科課題型の範囲に加えて医学部看護学科でも実施する。

一次と二次で出願手続が分かれる

種別時期内容・対象逆算の目安
出願2026年9月〜10月総合型選抜 学科課題型 第一次選考の出願(書類審査)課題は探究課題・探究活動報告・高大接続の3タイプ。志望学科の指定を要項で確認
試験10月〜11月学科課題型 第二次選考(課題発表〔プレゼンテーション〕+面接・口述試験)二次は別途Web登録が必要。提出した課題を口頭で説明できる状態にする
出願2026年11月1日〜11月9日公募制学校推薦型選抜の出願(学校長推薦・評定3.5以上)小論文800字60分の対策と、推薦書の手配を並行して進める
発表11月〜12月各方式の合格発表第一志望のみの入試なので、合格=進学先の確定になる

学部別の方式ガイド

東海大学 医学部医学科・看護学科を除くほぼ全学部|総合型選抜 学科課題型

注意:出願は一次・二次で別々にWeb登録が必要

注意:工学部航空操縦学専攻も対象だが別基準

注意:政治経済・経営・国際・観光・情報通信は3年次(第5セメスター)以降が品川キャンパス、農学部は2年次以降が阿蘇くまもと臨空キャンパス

  • 評定基準:数値基準なし(評定平均の要件はない(評定が要るのは公募制学校推薦型選抜))
  • 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
  • 募集人員:学科ごとの実数で設定(2026年度実績の募集合計は714名)。2027年度の募集人員は要項で確認する
  • 出願:第一次選考と第二次選考でそれぞれ出願手続が必要。日程は要項で確認する
  • 選考:第1次=第一次選考=書類審査。課題は探究課題タイプ・探究活動報告タイプ・高大接続タイプの3タイプ/第2次=第二次選考=課題発表(プレゼンテーション)+面接/口述試験。第一次と第二次でそれぞれWeb出願登録が必要
  • 評価の核:東海大学の年内入試の本体。探究の成果を書類にまとめて一次を通り、二次で発表して口述試験に答える二段階選抜。評定の要件はなく、探究の中身とその説明力で決まる。

エクシオの視点:一次を通っても二次の出願手続を忘れると進めません。二次はプレゼンと口述試験なので、書いた探究を「話して説明できる」状態まで持っていくのが本番です。

対策記事:東海大学の総合型選抜 学科課題型|3つの課題タイプと二段階出願

東海大学 教養・児童教育・体育・健康・法・国際・理・建築都市・工・人文・文理融合・農・国際文化・生物|総合型選抜 適性面接型

注意:文学部・文化社会学部・政治経済学部・経営学部・観光学部・情報通信学部・情報理工学部・海洋学部は実施していない

  • 評定基準:数値基準なし(評定平均の要件はない)
  • 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
  • 募集人員:全学科「若干名」
  • 出願:日程は要項で確認する
  • 選考:第1次=出願書類による審査/第2次=面接(詳細は要項で確認)
  • 評価の核:募集は全学科「若干名」。文学部・文化社会学部・政治経済学部・経営学部・観光学部・情報通信学部・情報理工学部・海洋学部は対象外で、志望学部が実施しているかを最初に確認する必要がある。

エクシオの視点:募集が若干名で実施学部も限られます。志望学部が対象かどうかを最初に確認してください。

東海大学 文・文化社会・教養・児童教育・体育・健康・法・理・情報理工・建築都市・工・人文・文理融合・農・国際文化・生物|総合型選抜 スポーツ・音楽自己推薦型

注意:政治経済学部・経営学部・観光学部・情報通信学部・海洋学部は実施していない

  • 評定基準:数値基準なし(評定平均の要件はない)
  • 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
  • 募集人員:全学科「若干名」
  • 出願:日程は要項で確認する
  • 選考:第1次=出願書類による審査(自己推薦)/第2次=選考の詳細は要項で確認する
  • 評価の核:スポーツまたは音楽の活動歴を自己推薦する方式。募集は全学科「若干名」。

エクシオの視点:競技歴・音楽活動歴を軸に出す方式です。実績そのものより、その経験を学びにどうつなげるかを語れるかが問われます。

東海大学 医学部 医学科(伊勢原キャンパス)|総合型選抜 医学部医学科(希望の星育成)

注意:医学部は伊勢原キャンパス

  • 評定基準:要項で確認する
  • 英語資格:要項で確認する
  • 募集人員:10名
  • 出願:日程は要項で確認する
  • 選考:第1次=出願書類による審査/第2次=選考の詳細は要項で確認する
  • 評価の核:医学部医学科のみを対象とする総合型選抜。募集10名。学科課題型は医学科・看護学科を対象外としているため、医学科志望はこの方式になる。

エクシオの視点:医学科志望で総合型を使うならこの方式です。募集10名と枠が小さいため、一般選抜との併行準備が前提になります。

東海大学 学科課題型の実施範囲+医学部看護学科|公募制学校推薦型選抜

注意:医学部看護学科(伊勢原・10名)でも実施する

注意:体育学部のみ小論文・面接に実技を追加

  • 評定基準:学習成績概評B段階以上(全体の評定平均値が3.5以上)(出身学校長の推薦も必要)
  • 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
  • 募集人員:2026年度実績の募集合計は482名。2027年度の募集人員は要項で確認する
  • 出願:出願2026年11月1日〜11月9日。試験日・発表日は要項で確認する
  • 選考:第1次=出願2026年11月1日〜11月9日。出身学校長の推薦が必要/第2次=小論文60分800字+面接(体育学部のみ実技を追加)
  • 評価の核:評定平均値3.5以上(学習成績概評B段階以上)と学校長推薦が要件。総合型の学科課題型が対象外としている医学部看護学科でも実施する(医学科は対象外)。

エクシオの視点:評定3.5以上が届いているなら、小論文800字と面接で勝負できるぶん準備の見通しが立てやすい方式です。ただし第一志望のみなので、他の年内入試とは組み合わせられません。

2026年度の試験結果

学部・方式志願第1次合格最終合格
文学部 計(学科課題型)1077550
日本文学科282111
歴史学科 日本史専攻25105
歴史学科 西洋史専攻20127
英語文化コミュニケーション学科191713
ヨーロッパ・アメリカ学科151412
アジア学科887
文明学科888
歴史学科 考古学専攻776
総計1,272945743

公式「2026年度 総合型選抜 学科課題型 結果」より、第一次選考の志願者数→第一次合格者数→第二次の最終合格者数。募集714に対し最終合格743。別方式の公募制学校推薦型選抜は募集482・志願359→受験348→合格233(1.5倍)。

よくある質問

東海大学の総合型選抜は併願できますか。

できません。総合型選抜も公募制学校推薦型選抜も、出願資格に「東海大学を第一志望とする者」が入ります。さらに要項に「志望選択は各学部・学科・専攻とも第一志望のみとします」と明記されており、学内の学部・学科の併願もできません。

評定平均はどのくらい必要ですか。

総合型選抜の学科課題型に評定の要件はありません。評定が要るのは公募制学校推薦型選抜で、学習成績概評B段階以上(全体の評定平均値3.5以上)と出身学校長の推薦が必要です。

学科課題型はどんな流れですか。

二段階選抜です。第一次選考が書類審査、第二次選考が課題発表(プレゼンテーション)と面接・口述試験。課題には探究課題タイプ・探究活動報告タイプ・高大接続タイプの3つがあります。出願は一次と二次でそれぞれWeb登録が必要なので、二次の手続きを忘れないでください。

どの学部でも総合型選抜を受けられますか。

方式によって実施学部が違います。学科課題型は医学部医学科・看護学科を除くほぼ全学部で実施します。適性面接型は文学部・文化社会学部・政治経済学部・経営学部・観光学部・情報通信学部・情報理工学部・海洋学部が対象外です。医学部医学科には別方式の「希望の星育成」があります。

キャンパスはどこになりますか。

学部によって異なり、学年で移るケースもあります。政治経済・経営・国際・観光・情報通信は1〜2年次が湘南で、3年次(第5セメスター)以降は品川。農学部は1年次が熊本で、2年次以降は阿蘇くまもと臨空です。医学部は伊勢原、海洋・人文は静岡、国際文化・生物は札幌です。

指定クラブ型や同窓会型はどんな入試ですか。

総合型選抜の一種として実施されていますが、要項PDFがパスワード保護されており内容を公開していません。対象となるクラブは公式サイトに掲載されています。詳細は大学へ直接お問い合わせください。

掲載情報の出典と最終確認日

  • 東海大学「入学試験要項 総合型選抜 学科課題型 2027」89ページ
  • 東海大学「入学試験要項 総合型選抜 適性面接型 2027」「同 スポーツ・音楽自己推薦型 2027」「同 医学部医学科(希望の星育成)2027」
  • 東海大学「入学試験要項 公募制学校推薦型選抜 2027」
  • 東海大学「2026年度 総合型選抜 学科課題型 結果」「2026年度 公募制学校推薦型選抜 結果」

いずれも2026-08-29確認。募集人員・出願資格・日程は年度で変わります。出願の際は必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。

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大東亜帝国の他の大学です。併願できるか・評定が要るか・規模がどれくらいかは大学ごとに大きく違うので、出願先を決める前に並べて確認してください。