大妻女子大学の総合型選抜|自己推薦型Ⅰ〜Ⅲ期と、面接なしの基礎学力型【2027年度】
大妻の総合型は「30分の面接」で決まる
大妻女子大学の総合型選抜は、自己推薦型のⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期と基礎学力型の4区分です。中心は自己推薦型で、要項が「総合型選抜(自己推薦型)では、面接を特に重視しています」と明言し、本学の教員2人以上による個人面接を30分程度かけて行います。小論文を課すのは管理栄養士専攻だけ。専願か併願かは期で分かれ、Ⅰ期・Ⅱ期は本学が第一志望であることが出願要件、Ⅲ期と基礎学力型は他大学との併願ができます。卒業後5年以内なら既卒でも出願できます。
エクシオの視点
「専願か併願か」は期で決まる。基礎学力型だけが面接のない別ルート
自己推薦型Ⅰ期の要項には「他大学を受験することは可能ですが、原則として本学総合型選抜(自己推薦型)Ⅰ期で合格した場合は、必ず入学していただきます」と書かれています。受験そのものは自由ですが、合格=入学の確約型です。Ⅱ期も同じく「本学を第一志望として入学を志す者」が出願要件。一方Ⅲ期は「他大学との併願を可とし、本学が第一志望ではない場合も受験可能です」と明記されています。ただしⅠ期・Ⅱ期など第一志望要件の方式ですでに入学手続をしている人はⅢ期を受けられません。
基礎学力型(2027年度から「基礎能力型」を改称)は性格がまったく違います。マーク式の基礎学力テストと出願書類(調査書・課題)で評価し、面接・口頭試問はありません。他大学とも本学の推薦型・一般選抜とも併願でき、入学手続時納入金の二次手続期限が本学一般選抜Ⅰ期の合格発表後になるよう設計されています。2026年度の実績を見ると、自己推薦型Ⅰ期は受験613→合格435と多くが通る一方、社会生活情報62→20、食物学72→21のように3分の1以下に絞られる学科もあります。学科差が大きいので、学科単位で数字を見てください。
併願ルール
- ◯ 自己推薦型Ⅲ期と基礎学力型は併願可 — Ⅲ期は「他大学との併願を可とし、本学が第一志望ではない場合も受験可能です」と要項に明記。基礎学力型も「他大学や本学の推薦型(公募または同窓生)と一般選抜との併願が可能」とされています。
- ✕ 既卒は卒業後5年以内まで出願できる — 出願要件は「卒業見込みの者または卒業後5年以内の者」。現役限定ではありません。
- ✕ Ⅰ期・Ⅱ期は合格したら入学する確約型 — 「他大学を受験することは可能ですが、原則として本学総合型選抜(自己推薦型)Ⅰ期で合格した場合は、必ず入学していただきます」(要項)。第一志望要件の方式で入学手続をした人はⅢ期を受験できません。
「※他大学との併願を可とし、本学が第一志望ではない場合も受験可能ですが、本学を第一志望とする出願要件の入試方式で入学手続をしている方は総合型選抜(自己推薦型)Ⅲ期の受験はできません。」(総合型選抜〔自己推薦型〕Ⅲ期 学生募集要項)
自己推薦型と基礎学力型は、対策がまったく別物
- タイプ 1:自己推薦型Ⅰ期(第一志望・2段階選考) — 大学学部296名。出願書類(総合型選抜キャリア計画書・調査書等)+教員2人以上による個人面接30分程度。管理栄養士専攻のみ小論文あり。Ⅰ期だけ2段階選考で、一次通過者が「入学までの学習計画書」を提出する。
- タイプ 2:自己推薦型Ⅱ期・Ⅲ期 — Ⅱ期は第一志望要件、Ⅲ期は併願可。いずれも出願書類と面接で判定。Ⅲ期は期内で複数の学科・専攻・コースに出願することはできない。
- タイプ 3:基礎学力型(併願可・面接なし) — マーク式の基礎学力テストと出願書類(調査書・課題)で評価。面接・口頭試問なし。他大学や本学の推薦型・一般選抜と併願でき、入学手続時納入金の二段階手続も可能。
Ⅰ期は9月出願・11月合格発表。Ⅲ期は年明け
| 種別 | 時期 | 内容・対象 | 逆算の目安 |
|---|---|---|---|
| 出願 | 2026年9月1日〜9月7日 | 自己推薦型Ⅰ期の出願(郵送必着) | 総合型選抜キャリア計画書を仕上げる。食物学・管理栄養士専攻は5分プレゼンの準備 |
| 試験 | 9月26日〜10月4日 | 自己推薦型Ⅰ期の第一次選考(面接。管理栄養士専攻は9月26日に小論文) | 面接は教員2人以上と30分程度。学部により日程が分かれる |
| 発表 | 10月13日 | 自己推薦型Ⅰ期の第一次選考結果発表 | 「適格」なら第二次選考の学習計画書へ |
| 出願 | 2026年10月14日〜10月23日 | 自己推薦型Ⅰ期 第二次選考の「入学までの学習計画書」提出 | 入学後の学びを具体化して書く |
| 発表 | 11月1日 | 自己推薦型Ⅰ期の合格発表(入学手続11月2日〜11月9日) | Ⅰ期は第一志望要件のため合格したら入学が前提 |
2027年度の変更点
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※令和9年度のⅡ期・Ⅲ期・基礎学力型の要項は未公開です(公式にⅡ期=9月中旬、Ⅲ期=12月上旬、基礎学力型=9月上旬の公開予定と告知)。
学部別の方式ガイド
大妻女子大学 家政・文・社会情報・人間共生・比較文化・データサイエンスの各学部|総合型選抜(自己推薦型)Ⅰ期
注意:出願要件は卒業見込みまたは卒業後5年以内。現役限定ではない
注意:家政学部の食物学専攻と管理栄養士専攻は面接のなかで5分以内のプレゼンテーションを行う(着席のまま、メモやフリップを置くことが可能)
注意:文学部 日本文学科などは面接時の実演や作品等の持ち込みについて相談に応じると要項に記載がある
注意:社会情報学部 社会情報学科 環境情報学専攻は2027年4月から環境デザイン専攻に名称変更
- 評定基準:数値基準なし(評定平均の数値基準なし。調査書は出願要件の確認と学習・生活状況の把握に使われる)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:大学学部の合算296名(被服25・食物学専攻18・管理栄養士専攻12・児童学専攻22・児童教育専攻7・ライフデザイン25・日本文学20・英語英文18・コミュニケーション文化25・社会生活情報10・環境デザイン10・情報デザイン10・比較文化30・データサイエンス10・社会13・心理15・福祉13・共生デザイン13)
- 出願:出願2026年9月1日〜9月7日(郵送必着)・受験票発送9月14日・第一次選考は小論文9月26日(管理栄養士専攻のみ)と面接9月26日〜10月4日(学部により日程が分かれる)・一次結果10月13日・第二次選考の書類提出10月14日〜10月23日・合格発表11月1日・入学手続11月2日〜11月9日
- 選考:第1次=出願書類(総合型選抜キャリア計画書・調査書等)と面接による第一次選考。面接は本学の教員2人以上による個人面接で1人約30分間。家政学部 食物学科 管理栄養士専攻のみ小論文を課す/第2次=第一次選考の通過者が「入学までの学習計画書」を提出(2026年10月14日〜10月23日)
- 評価の核:要項が「面接を特に重視しています」と明言する方式。教員2人以上と30分程度向き合い、志望理由、学科・専攻・コースへの適性、基礎学力を見る。Ⅰ期のみ2段階選考で、一次通過者が入学までの学習計画書を提出する。
エクシオの視点:30分の個人面接を2人以上の教員と行う設計は、書いたものを深掘りされ続けるということです。キャリア計画書は「聞かれて困らない範囲」で書き、根拠を口頭で再構成できる状態にしてから出願してください。
大妻女子大学 家政・文・社会情報・人間共生・比較文化・データサイエンスの各学部|総合型選抜(自己推薦型)Ⅱ期
注意:出願要件は卒業見込みまたは卒業後5年以内
注意:令和9年度の要項は未公開のため、日程・募集人員・選考の詳細は最新要項で確認する
- 評定基準:数値基準なし(評定平均の数値基準なし)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:令和9年度の募集人員は要項が未公開のため確認が必要(公式に9月中旬公開予定と告知)
- 出願:令和9年度の日程は要項が未公開(公式に9月中旬公開予定と告知)。最新要項で確認すること
- 選考:第1次=出願書類(総合型選抜キャリア計画書・調査書等)/第2次=面接。筆記試験(小論文を含む)・面接・書類審査等を組み合わせて総合的に評価する
- 評価の核:Ⅰ期と同じく本学を第一志望とする人が対象の方式。Ⅰ期のような2段階選考はなく、出願書類と面接で判定する。
エクシオの視点:Ⅰ期で届かなかった場合の受け直し先ですが、Ⅱ期も第一志望要件です。併願前提で押さえたいならⅢ期か基礎学力型を選んでください。
大妻女子大学 家政・文・社会情報・人間共生・比較文化・データサイエンスの各学部|総合型選抜(自己推薦型)Ⅲ期
注意:Ⅲ期内で複数の学科・専攻・コースに出願することはできない
注意:出願要件は卒業見込みまたは卒業後5年以内
注意:令和9年度の要項は未公開のため、日程・募集人員は最新要項で確認する
- 評定基準:数値基準なし(評定平均の数値基準なし)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:令和9年度の募集人員は要項が未公開のため確認が必要(公式に12月上旬公開予定と告知)
- 出願:令和9年度の日程は要項が未公開(公式に12月上旬公開予定と告知)。最新要項で確認すること
- 選考:第1次=出願書類(総合型選抜キャリア計画書・調査書等)/第2次=面接。出願書類と面接を総合して合否を判定する
- 評価の核:自己推薦型で唯一、他大学との併願ができる期。本学が第一志望でなくても受験できる。ただしⅠ期・Ⅱ期など第一志望要件の方式ですでに入学手続をしている人は受験できない。
エクシオの視点:大妻の自己推薦型で唯一、第一志望でなくても受けられる期です。ただし第一志望要件の方式で入学手続をしていると受験できないので、年内の結果次第で使える枠かどうかが変わります。
大妻女子大学 家政・文・社会情報・人間共生・比較文化・データサイエンスの各学部|総合型選抜(基礎学力型)
注意:2027年度から「基礎能力型」を「基礎学力型」に改称
注意:面接・口頭試問がないのが最大の特徴
注意:令和9年度の要項は未公開のため、日程・募集人員・試験科目は最新要項で確認する
- 評定基準:数値基準なし(評定平均の数値基準なし)
- 英語資格:数値基準なし(英語資格の要件はない)
- 募集人員:令和9年度の募集人員は要項が未公開のため確認が必要(公式に9月上旬公開予定と告知)
- 出願:令和9年度の日程は要項が未公開(公式に9月上旬公開予定と告知)。事前課題のみ令和9年度版が公開済み
- 選考:第1次=出願書類(調査書・各学科専攻コースからの事前課題)/第2次=基礎学力テスト(マーク式)。面接・口頭試問は行わない
- 評価の核:出願書類と基礎学力テストで評価する併願可の方式。要項のポイント欄に「基礎学力テストはマーク式」「面接・口頭試問なし」「他大学や本学の推薦型(公募または同窓生)と一般選抜との併願が可能」と明記されている。入学手続時納入金の二段階手続が選べ、二次手続の期限が本学一般選抜Ⅰ期の合格発表後になるよう設計されている。
エクシオの視点:面接なし・併願可・学校推薦型とも同時出願できるという、大妻でいちばん組み込みやすい方式です。事前課題は令和9年度版が公開済みなので、早めに手をつけられます。
2026年度の試験結果
| 学部・方式 | 志願 | 第1次合格 | 最終合格 |
|---|---|---|---|
| 自己推薦型Ⅰ期 | 613 | ― | 435 |
| 基礎能力型(現・基礎学力型) | 338 | ― | 155 |
| 自己推薦型Ⅱ期 | 166 | ― | 98 |
| 自己推薦型Ⅲ期 | 49 | ― | 18 |
| 総計 | 1,166 | ― | 706 |
公式「令和8年度 入試結果」(2026年5月1日現在)より大学学部の合算。大妻の総合型は受験者数と合格者数のみ公表で志願者数は非公表のため、ここでの数値は受験者数→合格者数。学科差が大きく、Ⅰ期は社会生活情報62→20、食物学72→21の一方で社会9→9、心理18→18と全員合格の学科もある。
よくある質問
大妻女子大学の総合型選抜は専願ですか。
期によります。自己推薦型Ⅰ期・Ⅱ期は「本学を第一志望として入学を志す者」が出願要件で、他大学の受験自体は可能ですが合格した場合は必ず入学することになります。自己推薦型Ⅲ期は「他大学との併願を可とし、本学が第一志望ではない場合も受験可能です」と明記されており、基礎学力型も併願可です。
評定平均はどのくらい必要ですか。
総合型選抜に評定平均の数値基準はありません。調査書は出願要件の確認と、高校での学習・生活状況の把握に使われます。
既卒でも出願できますか。
できます。出願要件は「卒業見込みの者または卒業後5年以内の者」です。高卒認定などのルートの場合は、令和9年3月31日までに18歳以上かつ23歳以下という条件が付きます。
面接はどのように行われますか。
本学の教員2人以上による個人面接で、時間は1人約30分間です。要項が「総合型選抜(自己推薦型)では、面接を特に重視しています」と明言しています。志望理由、学科・専攻・コースへの適性、基礎学力が見られます。家政学部の食物学専攻と管理栄養士専攻は、面接のなかで5分以内のプレゼンテーションを行います(着席のまま、メモやフリップを置くことが可能)。
小論文はありますか。
自己推薦型Ⅰ期で小論文を課すのは家政学部 食物学科 管理栄養士専攻だけです。他の学科は出願書類と面接で判定します。
基礎学力型はどんな入試ですか。
マーク式の基礎学力テストと出願書類(調査書・課題)で評価する方式で、面接・口頭試問はありません。他大学とも、本学の学校推薦型選抜(公募制・同窓生子女推薦)や一般選抜とも併願できます。入学手続時納入金の二段階手続が選べ、二次手続の納入期限が本学一般選抜Ⅰ期の合格発表後になるよう設計されています。
掲載情報の出典と最終確認日
- 大妻女子大学「令和9年度 総合型選抜(自己推薦型)Ⅰ期 学生募集要項」および共通ページ
- 大妻女子大学「令和9年度 総合型選抜(基礎学力型)各学科・専攻・コースからの事前課題」
- <参考>大妻女子大学「令和8年度 総合型選抜(自己推薦型)Ⅱ期/Ⅲ期 学生募集要項」「令和8年度 総合型選抜(基礎能力型)+学校推薦型選抜 学生募集要項」
- 大妻女子大学「令和8年度 大学・短期大学部 入試結果」(2026年5月1日現在)
いずれも2026-08-28確認。募集人員・出願資格・日程は年度で変わります。出願の際は必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。
大妻女子大学を検討するなら、あわせて見ておきたい大学
女子大の他の大学です。併願できるか・評定が要るか・規模がどれくらいかは大学ごとに大きく違うので、出願先を決める前に並べて確認してください。
- 津田塾大学の総合型選抜(掲載6方式・学科による) — 学科で専願/併願が分かれる。情報科学・総合政策は他大学併願可
- 東京女子大学の総合型選抜(掲載2方式・併願可) — 併願可。講義理解型(評定3.7+英語2級級)と数学型(評定不問)の2本立て
- 日本女子大学の総合型選抜(掲載8方式・併願可) — 併願可・評定不問・183名。学科別の筆記+口述で決まる大きな門
- 聖心女子大学の総合型選抜(掲載3方式・方式による) — 学部一括募集(学科決定は2年次)。併願可は英語外部試験利用方式のみ
- 昭和女子大学の総合型選抜(掲載2方式・ほぼ併願可) — 専願は2学科のみ。2027年度新設の基礎学力テスト型は最大17学科まで併願できる
- 白百合女子大学の総合型選抜(掲載4方式・ほぼ併願可) — 4方式中3方式が併願可。事前課題方式は6学科すべてに学科独自課題(4学科は課題図書)