駒澤大学の自己推薦選抜 特性評価型|資格・実績で出願できる方式

監修:エクシオアカデミー 教務部

駒澤大学の自己推薦選抜には、総合評価型と特性評価型の2つがあります。このうち特性評価型は、高校時代に取った資格や実績がそのまま出願切符になる方式です。

日商簿記2級、漢検2級、GTEC930、曹洞宗の僧籍——こうした持ち駒がある受験生にとって、駒澤の特性評価型は最短距離の入口になります。しかも二次選考はオンラインで受けられます

この記事では公式情報にもとづいて出願条件と選考、そして実績データを整理します。総合評価型を含む駒澤大学の方式一覧は駒澤大学の総合型選抜ページにまとめてあります。

募集人員と日程

募集は計98名です。実施学部・学科は、仏教学部、文学部(英米文学科・歴史学科・社会学科)、経済学部(経済学科・商学科)、グローバル・メディア・スタディーズ学部です。

学科別の内訳は仏教50名、グローバル・メディア・スタディーズ15名、商13名、英米文8名などとなっています。

項目内容
ネット出願2026年9月7日〜11日
一次(書類)発表10月3日
二次試験10月17日(予備日10月25日)
合格発表11月6日

9月上旬に出願なので、夏休みのうちに資格の証明書類を揃えておく必要があります。

資格・実績が出願資格になる

特性評価型は、評定ではなく資格・実績が入口です。学科ごとに認められる資格が定められており、合格者の実例として次のようなものが挙げられています。

学科資格・実績の例
仏教学部曹洞宗の僧籍、漢検2級以上
経済学部(経済・商)日商簿記2級以上、全商簿記1級
グローバル・メディア・スタディーズGTEC930以上、ITパスポート
文学部 歴史学科全国高校生歴史フォーラム優秀賞

英語以外の資格でも出願できるのがこの方式の特徴です。簿記、漢検、情報系資格、大会実績など、多様な持ち駒が評価対象になります。学科別の資格リストは要項(KomaShelf)で確認してください。

専願である点は要注意

特性評価型は専願です。公式サイトに「合格後は、本学に入学することを出願の条件とします」と明記されています。

資格があれば出願しやすい方式ですが、合格したら駒澤大学に入学するという前提が要ります。併願で年内を押さえたい場合は、この方式は使えません。専願と併願の考え方は総合型選抜の専願と併願の違いで整理しています。

二次面接はオンラインで受けられる

選考は二段階です。

第1次試験=書類審査(資格・実績の証明を含む)

第2次試験=面接・口頭試問(10月17日)

ここが特性評価型のもう1つの利点です。二次はオンライン受験が標準の選択肢になっています。自宅の環境が整わない場合は、キャンパスの試験室でオンライン受験することもできます。機器の不具合に備えて予備日(10月25日)も用意されています。

地方在住で、10月に何度も上京するのが難しい受験生にとって、この設計は大きな意味を持ちます。オンライン面接の準備はWeb面接のマナーオンライン模擬面接の効果を参考にしてください。

2026年度の実績

公式に公表されている数字です。

全体:受験174→1次合格132→2次合格100(1.7倍)

学科別に見ると、差がはっきり出ます。

学科受験→合格倍率
仏教44→401.1倍
33→122.8倍
グローバル・メディア・スタディーズ A方式51→262.0倍
日本史10→110.0倍

仏教学部は募集50名に対して受験44名で、資格要件を満たせる受験生にとっては全国でも有数の広き門です。曹洞宗の僧籍または漢検2級を持っているなら、検討する価値は非常に高いと言えます。

一方で日本史は10名の受験に対して合格1名と、10倍を超えています。「特性評価型は通りやすい」と一般化しないでください。学科ごとの数字を必ず確認する必要があります。

倍率の読み方は総合型選抜の倍率の調べ方で解説しています。

対策の進め方

1. 自分の資格が出願資格に該当するか確認する

これが出発点です。要項(KomaShelf)で学科別の資格リストを確認してください。該当する資格が1つでもあれば、出願の道が開けます。

2. まだ時間があるなら資格を取りに行く

出願は9月上旬です。日商簿記3級から2級、漢検準2級から2級といったステップアップが間に合う時期であれば、取得を検討する価値があります。総合評価型(小論文+面接)と違い、資格そのものが入口になる方式だからです。

3. 口頭試問に備える

二次は面接と口頭試問です。なぜその資格を取ったのか、その学びを大学でどう活かすのかを、自分の言葉で説明できるようにしておいてください。資格を持っていることと、それを語れることは別です。面接の準備は面接対策の基本にまとめています。

4. 総合評価型との比較で決める

駒澤には総合評価型(全学部・221名・小論文+面接)もあります。資格や実績が手元にあるなら特性評価型、書く力で勝負するなら総合評価型という選び分けになります。2026年度の倍率は総合評価型が2.9倍、特性評価型が1.7倍でした。

出願前に確認してほしいこと

この記事は公式情報にもとづいていますが、出願資格となる資格リスト・募集人員・日程は年度によって変更されます。出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。

特に次の2点にご注意ください。

駒澤大学は日東駒専のなかで、資格・実績を直接評価する方式を持つ大学です。他の3校との比較は日東駒専の総合型選抜で整理しています。

無料受験相談のご案内

「手持ちの資格で出願できるか」「総合評価型と特性評価型のどちらを選ぶべきか」といった判断に迷う方は、総合型選抜・学校推薦型選抜を専門とする完全オンラインの塾、エクシオアカデミーの無料受験相談をご利用ください。

無料受験相談を予約する

この記事の監修者

エクシオアカデミー 教務部

監修責任者:代表講師 髙久大輝

総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。

代表のコメントを見る

あわせて読みたい関連記事