成城大学経済学部の総合型選抜|評定3.8と英語基準、二次の小論文対策

監修:エクシオアカデミー 教務部

成城大学経済学部(経済学科・経営学科)の総合型選抜は、入口が狭く、中の勝負がシンプルという構造をしています。評定3.8以上と英語の基準を満たせるかどうかで出願できるかが決まり、そこを越えたあとは小論文と面接だけで判定されます。

この記事では、2027年度の公式要項にもとづいて出願条件と選考の中身、そして対策の優先順位を整理します。成城大学の他学部を含む方式一覧と出願条件は、成城大学の総合型選抜ページにまとめてあります。条件の一覧を先に確認したい方はそちらをご覧ください。

募集人員と日程

募集は計20名(経済学科10名・経営学科10名)です。

項目内容
一次出願2026年9月15日〜25日
一次発表10月22日
二次試験11月22日
二次発表11月26日
手続締切12月10日

検定料は一次15,000円+二次20,000円の二段階で、二次分は一次合格者だけが納めます。既卒でも出願できます(文芸学部の一部学科と違い、現役限定ではありません)。

出願の入口は評定3.8と英語基準

成城大学経済学部の総合型選抜で最初に確認すべきは、次の2つです。

評定平均3.8以上(全体の評定平均)。高校で学んだすべての教科・科目が対象で、留学中の評価は算入しません。

英語の基準は、次のいずれかです。

ここで見落とされがちなのが、英語資格を持っていなくても「英語科目の評定平均4.2以上」で代替できるという点です。資格試験を受ける時間がなかった受験生にとって、この救済ルートの存在は大きな意味を持ちます。自分の英語の評定を先に確認してください。

なお、スコアは高校入学後に取得したものに限られ、TOEIC IPとTOEFL ITPは使えません。中学時代に取った英検は使えないため、間に合わない場合は評定ルートを検討することになります。

評定平均の計算方法に自信がない方は評定平均の出し方、英語資格をどこまで取るべきかは総合型選抜に英検は何級必要かで確認できます。

併願できる

成城大学経済学部の総合型選抜は併願可です。要項に「成城大学の他学部、及び他大学の総合型選抜との併願を認めます」と明記されています。

ただし条件があります。同一学部内の学科併願はできません。経済学科と経営学科の両方に出願することはできないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。

なお法学部と社会イノベーション学部は試験日が同日で、両方に出願した場合は大学側が試験時間を調整してくれます。他学部との組み合わせを考えている方は、この点も確認しておいてください。

一次は書類だけ、二次は全員横一線

選考は二段階です。

一次試験=書類審査のみ。提出するのは調査書・志望理由書・活動報告書です。活動報告書については、要項が数検・簿記・ITパスポートなどの資格も評価対象として例示しています。経済・経営系の志望であれば、これらの資格が持ち駒として直接効きます。

二次試験=小論文90分(1,200字程度)+個別面接20分程度。面接には小論文の内容説明3〜5分が含まれます。

ここで最も重要なのが、一次の結果は二次に反映されないという点です。つまり二次は全員が横一線からのスタートで、小論文と面接だけで合否が決まります

この設計から、対策の優先順位が導けます。

一次で高評価を取っても二次で持ち越せないため、書類に時間をかけすぎて小論文の練習が間に合わない、という配分ミスが最も危険です。

対策の進め方

小論文(90分・1,200字)

二次の主戦場です。90分で1,200字程度を書き切るには、構成を考える時間を含めて配分を体に入れておく必要があります。経済学部の総合型選抜なので、経済・経営分野の社会課題を扱えるようにしておくと有利です。

書き方の基本は小論文の基本構造、時間配分の練習は小論文の時間配分(60分)を参考にしてください。90分の場合も、構成に充てる時間の考え方は同じです。

面接(20分・小論文の説明を含む)

面接では、自分が書いた小論文の内容を3〜5分で説明することが求められます。書きっぱなしにせず、「何を主張し、なぜそう考えたか」を口頭で再構成できる状態にしておいてください。書いた直後に自分の小論文を要約して話す練習を、日頃から入れておくと効果的です。

面接全般の準備は面接対策の基本にまとめています。

活動報告書

数検・統計検定・簿記・情報系の資格が評価対象として明示されているため、持っている資格は漏れなく書いてください。まだ時間がある段階なら、簿記3級やITパスポートを取っておくと一次の材料が増えます。

出願前に確認してほしいこと

この記事は2027年度の公式要項にもとづいていますが、募集人員・日程・出願条件は年度によって変更されます。出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。

特に注意したいのは次の2点です。

成城大学は成成明学獨國武のなかでも併願しやすい設計の大学です。他の5校との比較は成成明学獨國武の総合型選抜で整理しています。

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この記事の監修者

エクシオアカデミー 教務部

監修責任者:代表講師 髙久大輝

総合型選抜・学校推薦型選抜の指導を担当する教務部が、公開前に内容を確認したうえで掲載しています。年度で変わる入試情報は断定を避け、必ず大学公式の募集要項の確認をご案内しています。

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